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恥ずかしがらずに便の話をしよう (マイナビ新書)

恥ずかしがらずに便の話をしよう (マイナビ新書)

恥ずかしがらずに便の話をしよう (マイナビ新書)

作家
佐藤満春
大竹 真一郎
出版社
マイナビ出版
発売日
2017-10-24
ISBN
9784839964825
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「恥ずかしがらずに便の話をしよう (マイナビ新書)」のおすすめレビュー

「うんこ」をタブーとするなかれ。うんこが教えてくれる大事なこと

『恥ずかしがらずに便の話をしよう』(佐藤満春:著、大竹真一郎:監修/マイナビ出版) 「うんこ!」というだけで大笑いする子供時代はいつ終わったのだろう。いつのまにか会話にうんこは登場しなくなり、成長とともに排便自体を恥ずべきもの、隠さねばならないものとし、タブー化する。しかし、生きている限りうんこをしないなんてことはないし、あの人やこの人もうんこをするのだ。

 本書『恥ずかしがらずに便の話をしよう』(佐藤満春:著、大竹真一郎:監修/マイナビ出版)は、タイトルこそ「便」としているが、一冊まるごと「うんこ」の本。著者の本職はお笑い芸人だが、ふざけるでもなく、真摯に正面からうんこについて語った一冊である。

 みなさんは、排便をしたときに自分のうんこを観察しているだろうか。うんこは毎日、あるいは数日に1回以上、自分の中から出てくる。ということは、自分の体や健康状態をチェックするうえで、とてもいいバロメーターなのだ。ブリストルスケールというイギリスで誕生した大便の世界的指標がある。うんこを硬さと形で7種類にわけ、便秘や下痢を診断しようというものだ。さすがに写…

2017/11/30

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恥ずかしがらずに便の話をしよう (マイナビ新書) / 感想・レビュー

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ベーグルグル (感想、本登録のみ)

食育ならぬ便育。食べたら出す、食育と同様に便育も大事だなぁと感じた一冊でした。便の世界基準【ブリストルスケール】は覚えておくと何かと便利だと思います。そして、理想的な排便スタイルは考える人の様がいいらしい。力まないと出ない方は一度試されてみてはどうかしら。私は子供に便の形を見るように伝えているので、どんな形のものが出たのか教えてくれます。そしてたまに実際に見せてもらい、便の性状チェックをしています。

2018/04/23

to boy

食事と同じように大切なうんこについて正面から語っていて気持ちいい。書店に行くとうんこをしたくなる事に「青木まりこ現象」なる命名があったとは知りませんでした。いろいろと語られていますが、すべての事に自信をもって断定的に語られているのが気になります。押し売りの人ってこういう話し方をするんだろうな、なんて関係ない事を思ったりして。最後のトイレの話も余分かな。でも、大腸内の環境が大切であるということに、あらためて考えさせられました。

2018/01/16

紫砂茶壺

ジャック・バウアーの相方はこんな本書いてたんだな。ウンコと腸の関係については類書と同じような内容だったが、本書はウンコから一歩拡げてトイレ問題にまで突っ込んでいる。途上国ではトイレが整備されていないことによる感染症で乳児死亡率が高かったり、「トイレ先進国」であるはずの日本の学校ではウンコにまつわるネガティブイメージから、ウンコがしたくてもトイレにいけないことに因る子どもの便秘が問題になっている。そういえば子どもの頃はクラスの誰かが今ウンコをしているらしい、ってだけで不思議とクラスに高揚感があったなぁ……

2018/03/31

日向夏

最近ね、毎朝排泄がちゃんとあることに感謝するんです。だってすごくないですか?毎日ごはんを食べて、必要なものはしっかり吸収し、不要なものは外に出るようになっているんです。自分の意思とは関係なく。人体ってすばらしい。この本は、内容も軽く、でも大事なこともよくわかるなかなか良い本でした。確かにもっとオープンに語られて良い内容だということに同意します。

2019/10/16

文麿

調べ物のために購入。正しい知識を持たずして、ただ忌避する者の愚かさを教えてくれた。良本。

2018/09/27

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