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能楽師 比良坂紅苑は異界に舞う (マイナビ出版ファン文庫)

能楽師 比良坂紅苑は異界に舞う (マイナビ出版ファン文庫)

能楽師 比良坂紅苑は異界に舞う (マイナビ出版ファン文庫)

作家
木犀あこ
斎賀時人
出版社
マイナビ出版
発売日
2021-09-27
ISBN
9784839976934
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能楽師 比良坂紅苑は異界に舞う (マイナビ出版ファン文庫) / 感想・レビュー

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真理そら

タイトル通り能楽師の比良坂紅苑は橋(掛)を超えて舞うとき異界に溶け込むのだが、それは僕ー大和女子大学の院生・橋野昴が見える体質だからこそ成立する。「清経」「鵺」「高砂」という演目にふさわしい迷える幽霊が登場して物語が展開していく。個人的には奈良の町の現在や能を巡る描写を楽しく読んだが、紅苑と僕の関係にBL要素はなくそれぞれの抱える家庭の複雑な事情もさらりと流されているので、読者層をどう想定しているのだろうかという疑問が残った。

2021/10/11

あたびー

#日本怪奇幻想読者クラブ 男子だが女子大の院に進んだ橋野昴は視える人である。悩める霊がいるとついつい手を差し伸べてしまう。ある日キャンパスで知り合った能家元比良坂紅苑のまわりで弟子と言う訳でもなく所用を足す手伝いをすることに。能の演目と霊の抱える事情がシンクロして霊が昇華するのを目撃し、自分もその様に霊を助けられればと考えるように。木犀あこ氏は大学で能を専攻されたので、この作品は本格的な能の講釈にもなっている。奈良の街並みと幽玄な能の舞台の雰囲気が素晴らしい。そして氏のバディ物の相方はいつも怖い😅

2021/10/19

うさぎや

幽霊が見える大学院生と、その幽霊を自分に降ろす能楽師とのオカルトミステリ的な。紅苑さん、なかなかつかみ所がなくて気になる。

2021/10/03

みどり

ちょっとヘヴィーな本を一気読みしたので、息抜きに、と思ったらこちらもそこそこに重い話でした。 多分続くんだろうな、と思いますし、続いてほしいな、とも思います。 家族ってのは、人の数だけあるのですよね。4人家族なら4通りの家族像がある。決して家族だから1つではない、その辛さがきつかった。

2021/11/03

ももぞう

面白かったです!能楽の雰囲気の掴み方が素晴らしいです。 読みやすくわかり易かった。 能楽の魅せる「境」と幽霊の見えてしまう青年の生と死の「境」の曖昧さ、親と子、人と人、人と神、どれほど近くてどれほど遠いのが正しいのか。 彼岸と此岸の絡み合ってゆく世界を堪能できました。

2021/10/22

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