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この星で君と生きるための幾億の理由 (ファン文庫Tears)

この星で君と生きるための幾億の理由 (ファン文庫Tears)

この星で君と生きるための幾億の理由 (ファン文庫Tears)

作家
青海野灰
ふすい
出版社
マイナビ出版
発売日
2022-09-13
ISBN
9784839980856
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この星で君と生きるための幾億の理由 (ファン文庫Tears) / 感想・レビュー

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Peter Rabbit@ポプちゃん大好きです

《あらすじ・感想》「一緒に死のう」かつて約束した女の子がいた。高校二年生の漣は、父の転勤の都合で転校してきたばかりだがクラスに馴染む気は一切ない。かつてした約束だけを心の支えにして生きている漣はある日一冊のノートを見つける。そのノートの表紙にはただ一言だけ書かれていた。遺書。ノートの向こう側の人を救うため漣はシャーペンを動かした__。途中から薄々結末に気付いたと思いきや違っての繰り返しでとても面白かった。でもやっぱり感動した。そういうことだったのか。気付いた時には涙が止まらなかった。是非一度読んでみては?

2022/12/13

色素薄い系

面白かったです。生きる理由というより死なない理由なんてとても単純な物でいいんじゃないかなという事が描かれていたように思う。かつて交わした約束がお互いの楔となっていて2人をずっと生かし続けていたけど、その彼らの考え方を変えたのは生きていられない理由がある人物。ノートの持ち主が実はこの子だった場合のパターンもちょっと読んでみたかった気がする。

2022/09/22

まめもやし3

めそめそと泣く高校生たち。本当にツラいのは井澄さん。毎晩殴る父親と子どもに無関心ながらもお金はくれる父親。死ぬ死ぬ言ってないでもう高校生なんだから、生きる道を自分で見つけなよ。公的機関もございますよ。

2022/10/30

もぐら

今作も泣きました。 過去の些細な出来事だったり、共に過ごした時間の中で、自分よりも大切になる人というのはいますよね。そういう繋がりが切れることの辛さと、また新たな繋がりが生まれることの愛しさを感じていました。 この星の、この世界は時に残酷で、人生は往々にして苦しいけれど、誰かのために生きること、誰かのおかげで生きようと思えること、そう思える人間の繋がりが温かいですし、私も好きです。 終盤の屋上のシーンはドキドキしましたし、主人公の想いのこもった叫びに、涙が流れました。

2022/10/19

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