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きのうの世界を壊します 解体屋顛末記 (MF文庫 ダ・ヴィンチ き 2-1)

きのうの世界を壊します 解体屋顛末記 (MF文庫 ダ・ヴィンチ き 2-1)

きのうの世界を壊します 解体屋顛末記 (MF文庫 ダ・ヴィンチ き 2-1)

作家
三枝玄樹
ゴツボ×リュウジ
出版社
メディアファクトリー
発売日
2009-04-22
ISBN
9784840127745
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きのうの世界を壊します 解体屋顛末記 (MF文庫 ダ・ヴィンチ き 2-1) / 感想・レビュー

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はらぺこ

解体屋の話。読み始めた時に鬼塚と西門って名前を見て「鬼門コンビが解体現場で起こる怪現象を解決する!」って話を想像したんですが全く普通の解体屋でした。 建物を解体される人の気持ちは理解できるし、西門の複雑な気持ちも理解できる。それに鬼塚が語る西門の祖父の話も興味深かったので好きな内容でした。でも、(続編があるなら良いんですが現在は無いみたいなので)個人的には恋愛話とか両親の話は要らなかった気がします。なので短編か半分の量でも良かった気はします。

2012/01/20

めだか

建物を供養するという解体屋。建物には、住んでいた人の思いが残されているのだから供養してやらないと・・・って発想は日本的で面白い。成り行きではじめた若い解体屋社長が人間として葛藤し成長していく過程がなかなか良い。

2010/05/25

yamakujira

解体現場にまつわるミステリーっぽい展開を予想していたら、解体を依頼する人々の人間模様を通して、それぞれの人生に思いを馳せる人情話だった。事業に失敗して我が家を売却するために取り壊す、なんて悔しさはわかるけれど、旧家に住んでるわけじゃない自分には「家」に対する思い入れは理解できないな。建売住宅には「定礎箱」なんか存在しないし。薄っぺらい物語だと感じるものの、軽く読めて楽しめる。でも、文字が飛んでるのか、文意が伝わらない文章がある。校正をしっかりしてほしい。 (★★★☆☆)

2015/12/06

memo

今までなじみの無かった解体屋の話だったので、とても興味深かったです。家ほど想い出の詰まったものはない、と震災後に突きつけられたことを思い出します。仕事中にはその感情を持ってはいけない、持ってしまったらやっていけない仕事なのでしょうね。シリーズ化を見据えての展開なのか、いろんな所が消化不良気味でした。

2012/03/09

みみずく

雑誌ダ・ヴィンチでちらっと見かけて、タイトルからして面白そうだなと思ったらやっぱり面白かった。貸してくれた友達に感謝。

2009/12/10

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