KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

小説 東のエデン (ダ・ヴィンチブックス)

小説 東のエデン (ダ・ヴィンチブックス)

小説 東のエデン (ダ・ヴィンチブックス)

作家
神山健治
羽海野チカ
出版社
メディアファクトリー
発売日
2009-09-16
ISBN
9784840130417
amazonで購入する

小説 東のエデン (ダ・ヴィンチブックス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

がらは℃

現実離れした「記憶喪失で、日本を救うために100億をあたえられた12人(セレソン)の1人」という立場の滝沢と、現実感のある「自分のやりたいことと就職との間で揺れ動く大学生」という立場の咲との対比が興味深く面白かった。また、現代の日本に警鐘を与えながら、時事的なニートや(クラウド的な)インターネットや電子マネー等を扱いながらの物語は良かった。他のセレソンとの駆け引きにも手に汗を握らされた。しかしながら、素材が良いだけに若干の消化不良な部分(回収されていなそうな伏線や登場人物の心理描写等)が残念。続編あり?

2010/01/24

きき

「百億円で日本を救え」という指令と共に、国民の中から選ばれた12人の元へ、あらゆる願いを叶えてくれる謎の携帯が届く。指令を完遂した者だけが生き残る事が出来るゲームに挑む記憶喪失の男・滝沢くんと彼を見守り続ける女子大生・咲ちゃんの物語…っていう設定が普通に良い。ゲーム参加者の駆け引き、お決まりのラブコメ的展開も去る事ながら、現代日本の憂鬱とした空気に真っ向から挑んでいく滝沢くんが格好良すぎる。何のリスクも考えず自らを犠牲にし国民を守る姿は痛々しい。しかし、その行動こそ彼が真のヒーローだと確信させてくれる。

2020/01/03

ちくわ

アニメは過去に見たことがあるんだけど覚えてなかった。ミサイル事件や二万人のニートなど、そういうことだったのかと。 若者とおじさんの対比が面白い。同じ日本なのに、片方は悲観的で暗いイメージを持たせ、もう片方はどこか楽観的でまだまだなんとかなるさ的で、どことなくコミカルな印象(自分は若者目線に近いからかな)を受ける。そこにセレソンがそれぞれの価値観を持って日本を良くさせようとする。さらに滝沢朗という魅力的な人物と、色々な要素が絡み合って面白い。かなり好きな作品。劇場版も楽しみです

2017/04/17

まつじん

なんともコミカルな小説、つーかアニメによくできましたね~深夜枠とはいえジャパニメーション侮る事なかれ!ってニート、ニートって大合唱だけどイインですかね。いや、やっぱ何とかしなきゃマズイっしょ。という訳で続きの劇場版も楽しみですね。

2011/05/02

ひめありす@灯れ松明の火

回転木馬の場面を羽海野チカさんの絵でイメージすると、くるくる回ってとっても可愛いです。すごく、切ないですが。

2010/06/14

感想・レビューをもっと見る