藤野美奈子の男子の観察 (MF文庫ダ・ヴィンチ)
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藤野美奈子の男子の観察 (MF文庫ダ・ヴィンチ) / 感想・レビュー
袖崎いたる
本書を「斎藤美奈子の~」な本かと思ってレジに持ってったら後で確認したら違ってて苦笑。更に開いてみて失笑。ぼくはもっと真面目な分析本かと思っていたのである。とはいえ戯画的な性差的規範が窺えて楽しい。図式的に理解すれば、「顔はニコニコ、肚でムカムカ」が女で、「顔はニコニコ、肚でヤレヤレ」が男のようだ。フられるのに「お別れには百の理由も意味がない……ただ受け入れるだけ」。…ううむ、滋味。そして女性の超越論的仮構の振る舞いの例題集とも読めるので、嫌味。〈健司が怒っている理由〉という章はとりわけ接種すべき、意味。
2017/01/15
れい
図書館から。学習ノートサイズかなぁと思っていたら、文庫本サイズでした。小学校時代の男子の観察かと思いきや、意外と青年期のお話が多かったなぁ。男と女ってやっぱり脳の構造が違うから、発想も根本的に違うのかしら?
2014/04/13
にゃんころ
「男子」の観察となっていますが、男女間でなかなか分かり合えない考え方をうまくネタにしていると思います。ああ、あるあると思う部分もありますが、正直えー?と思ってしまう部分も・・・(笑)
2009/11/01
yamatenodolphine
http://84225797.at.webry.info/201001/article_17.html
2010/01/24
ともり
なんとなく……みなっちにもいろいろ問題があるんじゃないかと思った。
2009/10/26
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