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就活前に読む 会社の現実とワークルール

就活前に読む 会社の現実とワークルール

就活前に読む 会社の現実とワークルール

作家
宮里 邦雄
川人博
井上 幸夫
出版社
旬報社
発売日
2011-09-26
ISBN
9784845112296
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就活前に読む 会社の現実とワークルール / 感想・レビュー

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きいち

働く私たちがほとんど知らない基本的なルール。本書前半の事例たちが辛いのは、会社側が、実は「悪意」を持って起こした事件では必ずしもないこと。これをもたらしたのは究極的には、働く人びと(人事や上司も、同じく働くひと)の無知なのだ。労働基準法や就業規則、社会保険の知識は、本来高校や大学で卒業前には必修にしなければ。それまでの間は、こうした本を広めていきたい。出自による差別やセクハラが「あってはならない」規範になったように、まっとうな働き方があたりまえの世の中は、目指せないものじゃない。ほぼ信仰だが、それでも。

2013/05/06

melon

実際の事例の詳細があり良かった。 大手だから大丈夫。安心。はもう古い。

2013/11/29

とみた

会社名を上げた過労死が認められた事例と簡単なワークルールの紹介がされた本。20代の人々もあっさり過労死してしまう現状が前半で紹介されていた。過労死が認められるケースの多くが残業時間を日記やメモといった形で個人的に記録している点が目立つ。企業側がどのように過労死対策をするかといった趣旨ではないので、経営者側に対しては早急に対応をすべきという決まり文句しか出てこず、行き詰まりを感じる。が、とりあえず記録をつけておくことで事後的に対処できるようになることはわかった。

2014/06/21

tkm

メモ ・会社は内々定は取り消せるが内定はほぼ取り消せない ・求人情報や就業規則は確認して印刷すべき ・残業代を記録してない会社なら自分でメモるべき ・ファーストフードやコンビニの店長は残業代をもらう権利がある ・就業情報で基本給をちゃんと載せているかチェックすべき ・「辞めてほしい」は辞めないといけない訳ではない ・退職に会社の承諾が絶対必要というわけではない ・契約社員は期間が来たら会社の都合により自由に「雇止め」出来るわけではなく①期間の定めのない雇用②雇用継続に対する合理的な期待がある時無効

2016/06/05

くろほ

この期に及んでこんなタイトルの本読んでるってどうなの俺…。大企業・中小企業を問わず、パワハラや膨大なサービス残業など労働者に過度なストレスをかける企業は存在する。それが原因で命を絶たれてしまう若者も少なくない。どんな会社・組織にも大なり小なり負の部分はあるが、その程度を見極めるだけの知識・判断力が必要。読むと若干就活が嫌になります。

2011/11/24

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