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猫町 (立東舎 乙女の本棚)

猫町 (立東舎 乙女の本棚)

猫町 (立東舎 乙女の本棚)

作家
萩原朔太郎
しきみ
最果タヒ
出版社
立東舎
発売日
2016-11-25
ISBN
9784845628797
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猫町 (立東舎 乙女の本棚) / 感想・レビュー

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寂しがり屋の狼さん

【乙女の本棚】シリーズ4冊目📚️萩原 朔太郎は初めて読みました。とても不思議なお話し🐱『しきみ』さんの挿絵も幻想的な世界へ導いてくれます🐾表紙絵と61Pの挿絵が好き💓(*≧∀≦*)

2019/10/25

tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。

モルヒネやコカインの類によるエクスタシーの夢の中で朔太郎は旅をした。知覚の疾患「三半規管の喪失」がもたらした「猫が人間の姿をして 住んでいる幻影の町」人外の町。『猫町』を。 イラストレーターのしきみが、不気味さ、かわいらしさ、滑稽さ、様々なものが交じり合った幻惑の夢世界『猫町』を描いています。☆7.0 (5点満点ですが)

2021/02/10

♪みどりpiyopiyo♪

萩原朔太郎の『猫町』を、画家違いで読み比べ。この本は、朔太郎のレトロでillusionaryなムードにのせて 人気イラストレーター しきみ さんの絵を眺めるイラスト集でしょうか。単語単語を拾って画家の描きたいものを描いた感。物語の流れや精神性を汲めていない様に感じますし、「挿絵」としては前に出過ぎていますが、画家のファンには楽しめそうですね。■「乙女の本棚」シリーズの1冊です。巻末には、詩人・小説家の最果タヒさんによるシリーズ共通エッセイを収録。(文 1935 (昭和10) 年、絵 2016年)

2020/01/21

アキ

乙女の本棚シリーズ。萩原朔太郎原作、しきみイラストで美しい書。幻想的な世界に猫の大集団。いつもの町が上下四方前後左右の逆転した裏側から見るとまるで違った町に見える。2月22日の猫の日に猫のように捉えどころがない詩人の妄想のようなお話し。そもそも形而上の実在世界は景色の裏側にあるのか表にあるのか。

2020/02/22

夜桜キハ

去年も図書室で絵柄の美麗さに惹かれて借りたけれど読まずに返した記憶がありますが……(笑)改めて、借りてみるとカラフルなので苦手な文豪小説なのに読みやすく、ストーリーも面白かったです。そうなると絵柄は確かに綺麗でも時々合わないと思う時があるのはさておき。ちょっと捉え方が違うだけで不思議な世界に迷い込める。そんな設定を淡々と共感させてしまう文章能力に舌を巻きました。表現描写がとても綺麗で、美しいです。合うかどうかはともかく絵も神秘的で美しいのでオススメです〜萩原朔太郎の他の本も読んでみようかと思案中です……。

2023/05/25

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