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怪談生活 江戸から現代まで、日常に潜む暗い影 (立東舎)

怪談生活 江戸から現代まで、日常に潜む暗い影 (立東舎)

怪談生活 江戸から現代まで、日常に潜む暗い影 (立東舎)

作家
高原英理
出版社
立東舎
発売日
2017-03-17
ISBN
9784845629954
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怪談生活 江戸から現代まで、日常に潜む暗い影 (立東舎) / 感想・レビュー

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HANA

怪談について語った随筆集。「記憶異変」と「江戸怪談実話の迷い道」の二編から収録されていて、後者は江戸期の怪談の紹介、前者はそれプラス現代の怪談となっている。前者も昨今の実話怪談に良くある凄惨な内容は少なく、どちらかというと火の玉とか奇譚に近いようなものが多かった。江戸時代の会談は言うに及ばず。蝦蟇の頭の上で釣りをした話や古い墓が磨かれていた話、天狗の話等は怪談にも関わらず読みながら駘蕩とした気分に浸れる。何より良いのは作者の怪談を語る筆が如何にも楽しげで、やっぱり怪談はいいものだと再確認できる事だった。

2017/04/09

たいぱぱ

前半は著者の体験、収集した怪異譚・不思議な話。後半は江戸時代の怪談・不思議な話に解説を加えた2部構成。身の毛のよだつ話ではなく、どちらかと言えば民話的な話が多い。ずっと読んでると飽きてくるので、少しずつ読むのがお薦め。著者の親族の不思議話が、何編か出て来ましたが、著者の出身は僕の住んでる三重県。おいおい、そんなたくさん怪異のある地域って何処だよ!と気になる。

2017/06/11

sai

怪談は、私たちが生活している空間すべてに潜んでいる-。「ゴシックハート」「不機嫌な姫とブルックナー団」の著者が収集した、江戸時代から現代までの怪談・奇談集。

2017/05/12

qoop

自身の見聞きした不思議な話からその類話へ、時代を超えて広がる連想の糸をそのまま筆にしたような前半。気随に江戸怪談を繙く後半もまた、尽きず湧いてくる趣で。衒いなく自然に思いそのまま綴ったようなスタイルに、著者の中で怪談の占める比重の大きさと、挿話のセレクトから見て取れる強い志向が〈生活〉へのこだわりを感じさせる。怪談を通じて趣味と生活が近似したディレッタントなあり様を伝える随筆だった。

2017/06/07

あたびー

実話系怪談を読むのは好きなのだけど、余り怖いのは手元に置けない質だ。この本は淡々と出来事を綴る系で、手元においても怖くない。後半は江戸時代の文献から著者の好みで紹介されている話。そのようなのは眞に趣味に適っている。紹介されていたおかげで、新潟日報社の「北越奇談物語」があったのを思い出して貯金の中から引き出してきた。北斎の絵。楽しみ。

2019/04/07

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