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檸檬 (立東舎 乙女の本棚)

檸檬 (立東舎 乙女の本棚)

檸檬 (立東舎 乙女の本棚)

作家
梶井基次郎
げみ
出版社
立東舎
発売日
2017-07-19
ISBN
9784845630561
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檸檬 (立東舎 乙女の本棚) / 感想・レビュー

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いつでも母さん

初めて読んだのはいつだったかも忘れているのに・・あの頃はただ字面をなぞっていただけだったろう。げみさんのイラストがどうにもしっくりくる。今なら少しは感じることが出来る。この文章の美しさ。この唐突さ。鬱屈した何かを抱えて生きていた頃はないですか?

2018/08/08

ちなぽむ@休止中

人に優しくありたいと、ねがいながら。うまくいかないことも多いのです。伝わらなくて地に落ちて、踏みつけられて果肉が出ている、黒く汚れた私の檸檬。ああかなしいな、かなしいな。どうしたらよかったのかなと思い悩むと、それはいっそ憎しみに変わってしまうときもある。いっそのこと目が覚めるような美しい檸檬色ではなく、爽やかな香りのものでもなければこんなにもかなしくなかった。それでも置いてしまう暗い街に、土ぼこりのなかに大好きな檸檬。爆発するのかしら、美味しい檸檬ケーキとして食べてくれるのかしら、私の檸檬。

2020/04/26

寂しがり屋の狼さん

【乙女の本棚】シリーズ12冊目📚️あてもなく京都の街をさまよい、果物店で見つけた檸檬…その冷たさはたとえようもなくよかった🍋レモンってなかなか漢字で書けないですよね(笑)挿し絵は今作で3冊目の『げみ』さん。『蜜柑』とはまた違った感じで物語を表現しています(*^.^*)

2020/01/26

ナイスネイチャ

図書館本。挿絵に惹かれて。檸檬を置いていったんですね。解釈が挿絵だとわかりやすい。

2019/01/08

aquamarine

げみさんのイラストは私の思う檸檬の世界と似ている。病や貧困を忘れ、裏通りが遠くの街になる。びいどろのおはじきを口に入れたときの幽かな爽やかな涼味が背徳感とともに私の口にもやってくる。果物屋の人参葉の鮮やかさや夜の通りに流れ出る裸電灯の光が心を締め付けるほど美しい。紡錘形のレモンエロウ。彼とともに冷たさと鼻を僕つほどの香りを吸い込んで私は束の間どこにいただろう。丸善に入り急に憂鬱になる気持ちも突然城壁を作り出した気持ちも今ならばわかる気がするのだ。中学生の私に伝えたい。ちゃんと檸檬は爆弾になるのだと。

2019/07/02

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