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刺青 (立東舎 乙女の本棚)

刺青 (立東舎 乙女の本棚)

刺青 (立東舎 乙女の本棚)

作家
谷崎潤一郎
夜汽車
出版社
立東舎
発売日
2021-06-11
ISBN
9784845636273
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刺青 (立東舎 乙女の本棚) / 感想・レビュー

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アキ

谷崎潤一郎初期の1910年初出の小品。刺青師の得も言えぬ陶酔の世界。女の素足の清冽な描写。5年越しの望みを果たす、娘の背中への女郎蜘蛛の刺青。湯へ浴り苦痛に耐えた女は、今迄の臆病な心をさらりと捨てて、剣のような瞳でまず清吉を射抜いた。夜汽車の絵とコラボした乙女の本棚の新刊です。

2021/07/09

コニコ

さすがの谷崎潤一郎の文に、圧倒されます。ねっとりとしているのに、キレがある文、うなります。絵はというと、ちょいとかわいすぎる印象です。もっと毒がないといけません。艶っぽさも足りません。名文に喰われた乙女の本棚シリーズでした。

2021/07/09

ちびあんすも

何度か読んでいる「刺青」ですが、何故か毎回内容を忘れてて新鮮な気持ちで読みます。色がとても綺麗なんですが、絵が甘めでちょっと合わないかなぁ…。キリッとした女性の背中に、というイメージだったので、そこが残念です(๑╯ﻌ╰๑)

2021/06/18

卯月

書店で一目惚れして思わず購入。シリーズで、本書と横光利一『春は馬車に乗って』と太宰治『魚服記』が並んでいたが、全部中身知らない(苦笑)。とにかく絵が美しいのだけれど、本文は、読みながら「うん、さすが谷崎」と思った。《この足こそは、やがて男の生血に肥え太り、男のむくろを蹈みつける足であった》《顔を見るのは始めてだが、お前の足にはおぼえがある》うん、さすが谷崎。このシリーズの江戸川乱歩『押絵と旅する男』とか泉鏡花『外科室』とか坂口安吾『桜の森の満開の下』とかも、現物見てみたいねぇ。絵を気に入ったら買うと思う。

2021/06/14

かたりん

淡々と語られる物語に、ぐっと引き込まれてしまうのは、やはり文豪の素晴らしさを感じる。夜汽車さんのイラストは勿論綺麗だが、この作品は色、模様、形が自然と頭に浮かぶ。娘が刺青を入れる事で解放される妖艶さ。やはり文豪は凄い。これに尽きる。

2021/08/02

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