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このショットを見よ ──映画監督が語る名シーンの誕生 (CineSophia)

このショットを見よ ──映画監督が語る名シーンの誕生 (CineSophia)

このショットを見よ ──映画監督が語る名シーンの誕生 (CineSophia)

作家
大林宣彦
塚本晋也
入江悠
金子遊
タナダユキ
柴田剛
深作健太
橋口亮輔
犬童一心
小林政広
出版社
フィルムアート社
発売日
2012-09-25
ISBN
9784845912018
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このショットを見よ ──映画監督が語る名シーンの誕生 (CineSophia) / 感想・レビュー

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LOVE弁慶

映画を一回見ただけでついつい面白い、面白くないと言いがちだけどたった一つのショットだけでもこれだけ様々なワケ、こだわりがあるんだと思うともっと映画が楽しく見れる。

2013/12/25

踊る猫

大林宣彦氏や塚本晋也氏など様々な監督が、自分のキャリアの中でベストだと思われるショットをいつ生み出せたのかを語った本。当たり前の感想になるが、監督に依って「ショット」の捉え方が違う。それは偶発的に生み出し得たものでもあったかもしれないし、必然的に必死に計算して生み出したものであるのかもしれない。言い換えれば、偶然と必然がクロスするところで彼らは自身の「ベスト・ショット」を生み出したのだ。彼らの作品を観たくさせられた。彼らなりの美学を貫いたショットを私もこの目で確認して、今後の鑑賞の参考にさせて行きたい、と

2016/06/20

まさやん80

29人の映画作家が、自作の中からこれぞというショットを選び、なぜそのショットなのかを解説するというとても贅沢な本。 興味深いのは、多くの監督が、優れたショットは思い通りにいったショットではなく、思いもよらない偶然から生まれたショットであると言っていることだ。映画は共同作業の中で生まれる。その共同作業の色んな要素がうまくはまって、想定以上のショットに昇華する。それこそが監督の醍醐味だというわけだ。 29作品の内、僕が見ている映画は17本だった。

2019/04/16

耐える男

映画監督自身が自作の決定的ショットを選び、それについて語るインタビュー集。制作秘話としても面白い(特に冨樫森監督と派谷恵美のエピソードとか)。すごいショットは入念な準備と映画製作がはらむ偶然性が生み出す一種の奇跡なのだと実感。読んでるだけでも面白そうな映画をいくつか発見できたのでその意味でも収穫。

2014/12/30

こひた

ワンショットの経緯、周辺、工夫、意図。じっくり読み直せる時にまた。

2015/05/22

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