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社会の芸術/芸術という社会—社会とアートの関係、その再創造に向けて

社会の芸術/芸術という社会—社会とアートの関係、その再創造に向けて

社会の芸術/芸術という社会—社会とアートの関係、その再創造に向けて

作家
北田暁大
神野真吾
竹田恵子
志田陽子
成原慧
韓東賢
明戸隆浩
岸政彦
清水晶子
仁平典宏
間庭大祐
社会の芸術フォーラム運営委員会
高嶺格
チェ・キョンファ
藤井光
吉澤弥生
蔵屋美香
出版社
フィルムアート社
発売日
2016-12-22
ISBN
9784845916092
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社会の芸術/芸術という社会—社会とアートの関係、その再創造に向けて / 感想・レビュー

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ぷほは

現状報告とそれに至るまでの課題の確認。分厚いが内容はそれほど濃くはなく、価格相当分。これを読んで驚かされるのは、非実在青少年あたりからろくでなし子裁判やデリヘル事件、chim↑pomや東京オリンピックのロゴ問題など、本当に近年にいくつも起こった数々のアート・表現をめぐる騒動を、ものの見事にあっさり「終わったもの」として反省・問い返しの対象に立ててこなかったことだ。もちろん自分自身の話だが、周囲にもそういう空気はあると思う。しかも報告や参照の反復が目立ち、その問題の蝟集ぶりと議論の遅滞のギャップが恐ろしい。

2017/01/12

さのかずや

社会と芸術の間にあるいろいろな関わりや問題について、たくさんの寄稿と、それぞれの対談のレポートのまとめが掲載されている。自分が課題を持っているところを中心に面白く読めた。あとがきの神野さんの「アートの開かれた王室問題」が特に面白かった。自分がアートに関して思っていることが、アート研究者も考えていたことだった。お騒がせアート、ワイドショー的な批評のない無意味な攻撃性が「アート」として名を挙げていくのはまじで終わってるが、丹羽良徳が世界で名を挙げつつあるのを見るに、その動向は今後注視が必要なのだろうと思う。

2018/10/28

もっち

記念すべき1000冊目

2017/02/28

たろーたん

「芸術家だからって何をしてもいいわけではない」が話題になっていた。他人を傷つけてナンボの芸術家だが、丹羽良徳のデリヘルアート事件や「歴代町長に現町長を表敬訪問してもらう」、あいちトリエンナーレのラウラ・リマのフーガ(Flight)、さらに酷いのだと首都大学東京でのドブスを守る会(ドブス動画事件)は確かにモヤっとした。もちろん、芸術の目的として、規制の安定した状態をアートの力でカオスに戻し、新しい秩序を作るってのは分かる。だが、挑発的要素や敵対性がそれ自体に意味がある訳ではなく、絶対に必要なわけではない、続

2023/06/01

jouwe

ブラックボックス展に関する神野さんのインタビューがおもしろかったので。岸さんの文章もおもしろかった。

2017/07/29

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