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文体の舵をとれ ル=グウィンの小説教室

文体の舵をとれ ル=グウィンの小説教室

文体の舵をとれ ル=グウィンの小説教室

作家
アーシュラ・K・ル=グウィン
大久保ゆう
出版社
フィルムアート社
発売日
2021-08-03
ISBN
9784845920334
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文体の舵をとれ ル=グウィンの小説教室 / 感想・レビュー

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くさてる

面白かった。海外作家による小説指南本は、言葉の壁から、どうしてもちょっと違う感が生まれてしまうものだけど、この本は丁寧な注釈と翻訳の良さで、そのずれを最小限のものにしていると思う。「視点と語りの声」の箇所など、文学的な技巧にため息が出るような思いになると同時に、読んでいてすごく面白いのだ。おすすめです。

2021/11/06

塩崎ツトム

「ゲド戦記」のル・グインが語る、読ませる小説の書き方講座。日本語と英語との違いがあるため読みにくいが、巷にあふれる、「こうすればチョチョイと小説が書ける」的な、裏技的ハウツーをばっさばっさと切り捨てる様はよい。みんなもっと古典文学を読もう。

2021/11/28

yhirose254

物語を書く人達のための文章練習帳みたいなもんだから、単なるSF読みの爺様が一通り読んだだけでは何の意味もないが、書いた文章は必ず声に出して読め、というのは曲がりなりにも推敲するもののおかしな感想ばかりここにアップしている身としては耳が痛い。もっとも日本の居住環境、声に出して読めるところは少ないと思ってしまうのは避けがたく、在宅ワークはこの点でも難しさがあると余計なことまで考えてしまった。

2021/10/02

eirianda

英語の文章と日本語は違うので、そこはさておき、脳内にめぐる声に耳を澄ます感覚ってあるよなぁ、と共感するのでした。あと、POVも箇所も参考になる。アメ文って視点コロコロ変わる作品が結構あるように思う。あと合評のルールね、ボロクソに責めてマウント取ってくる人、気遣い無しに論破して勝ちみたいに戦場かよここは?と思わせる人って結構いるけど、(プロにもいた!かくいう私もやったことあるけど)何か間違ってるよな。グウィンのような大家が疑問に思ってるなら心強いわ。あと翻訳でPOVが変わってしまう可能性があるって、ショック

2021/09/26

ハルト

読了:◎ 実践的で為になる一冊だった。『文体の舵をとれ』というタイトル通り、文体の基本を身につけさせ、自由に操らせようとする。練習問題もあり、参考になる。特に視点の問題が、そこまで気を配っていなかったと、気づきになった。あと古典をちゃんと読もうと思った。▼合評会といういわゆる小説ワークショップについても書かれているのが、著者の小説に対する真摯さや情熱を感じさせた。

2021/12/25

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