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レオス・カラックス 映画を彷徨うひと

レオス・カラックス 映画を彷徨うひと

レオス・カラックス 映画を彷徨うひと

作家
青山真治
赤坂 太輔
入江哲朗
大九 明子
木下千花
五所純子
須藤健太郎
角井誠
西嶋憲生
蓮實重彦
濱口竜介
樋口泰人
廣瀬 純
藤井仁子
堀潤之
町山広美
三浦哲哉
宮代 大嗣
フィルムアート社編集部
出版社
フィルムアート社
発売日
2022-03-26
ISBN
9784845921140
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レオス・カラックス 映画を彷徨うひと / 感想・レビュー

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タイコウチ

スパークス/カラックスのダーク・ロック・オペラ・ファンタジー「アネット」の公開を祝して。カラックスはいろいろ困難を抱えた監督なので、大好きなスパークスが関わると聞いて実はこの数年ずっと気がきでなかった(笑)。佐藤久里子さんの監督ロング・インタヴュー(的確な質問に周到な準備が感じられる)が面白く読み応えがあった。指揮者の役は本当はデイヴィッド・ボウイを考えていたが、すでに体調が思わしくなく断念したとのこと。蓮實先生は、アン役の女優がお気に召さなく、当初の候補ルーニー・マーラ推しだということはわかった(笑)。

2022/04/29

Bartleby

「アネット」に合わせて出版されたレオス・カラックス本。ロング・インタビューも良かったが、傑作「メルド」の日本スタッフによる制作裏話がいちばん面白かった。それ自体メイキング映画になりそうなほど。

2022/07/27

古民家でスローライフ

1983年のボーイミーツガールから、最新作である2021年のアネットまで、その表現と哲学について、本人と関係者のインタビュー及び批評家による考察をまとめた一冊。レオス・カラックスは、40年にわたる映画監督としてのキャリアの中で、6本という寡作でありながらも世界中で、熱狂的な支持を得ている稀有な存在であり、自分も20代前半で汚れた血に出会い虜になった一人である。その孤高性は、カルトスターとして祭り上げられることを拒絶し、他者の共感や理解などお構いなしに、自身の表現を貫く誠実な映画監督として特別な存在である

2024/03/18

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