厄介者のススメ ジョン・ウォーターズの贈る言葉
厄介者のススメ ジョン・ウォーターズの贈る言葉 / 感想・レビュー
アムリタ
わたしの偏愛するヴィヴィアン佐藤さんが解説を書いてる、ということで読みました。ジョン・ウォーターズの映画は観たことありません。 とても面白かった。マスコミから「ゲロの王子様」と呼ばれ、最近では「人民の変態」と呼ばれているジョンはもしかして世界一マトモなおじさんかもしれないのです。世の中はさかさまに見てちょうどいいのですからね!それをよくわかってやってるのはある意味天才です。
2022/08/31
チェアー
下品で変態のチャンピオン、ジョン・ウォーターズが、学校の卒業式で式辞を述べてる。当然ながら危険なのだが、読んでいるとしごくまっとうに感じられる。 反骨という常識にとらわれていないか。自分の感じたままに本当に行動しているのか。誰かに頼っていないか、孤立していないか。 そして、一番難しいのは自分の敵の中に入り込んでメチャクチャをすることだと。サラリーマンなんか典型かも。芸術家が芸術家でございといういかにもな顔をして「アート」をやっているなんて、ちゃんちゃらおかしいのかも。
2022/10/01
vaudou
スマートであれ。
2022/12/03
kentaro mori
外から眺めているのではなく、内に入って撹乱させろ!●デザインせよ!みっともなさすぎて、皮肉のふりでも着られないような服を。 怯えさせろ!ぼくらを新しいアイデアで。 怒らせろ!時代遅れの批評家どもを。 テクノロジーを使え!ものぐさなSNS生活なんかじゃなく、世界を侵犯するために!
2023/02/03
ヨシオ・ペンギン
一つ一つのフレーズが,刺さる!アメリカのあるけど,この本は,アート系の学生に向けられているが,かなりエンパワメントされると思う。アメリカの大学の卒業スピーチっていろいろ取り上げられているものがあるけど,一つの文化っぽくて好きなんだよなぁ。
2022/08/31
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