KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

低俗霊狩り 【完全版】 5巻 〔完〕 (ガムコミックスプラス)

低俗霊狩り 【完全版】 5巻 〔完〕 (ガムコミックスプラス)

低俗霊狩り 【完全版】 5巻 〔完〕 (ガムコミックスプラス)

作家
奥瀬サキ
出版社
ワニブックス
発売日
2016-06-25
ISBN
9784847039782
amazonで購入する

低俗霊狩り 【完全版】 5巻 〔完〕 (ガムコミックスプラス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

sin

こ、これは読んだことのあるやつじゃん…と、思っていたら新作短編!時の流れは魔魅を美形に変えてしまったのでジャングルブーツで気づく始末で…いやそうではなくて新作5編ともに良かった。特に「ハッピーさんのお帰り」は、ハッピーさんと園児たちの遊びが不気味で、それでいて無邪気で、まさかのオチにほっこりしてしまいました。この一編をもって読む価値があります。

2016/07/05

澤水月

「彼女」p4の一番好きなカットで泣く。少女のように胸は真っ平ら、編み上げたっぷりあしらった黒服だが甘さはなく、ハードなジャングルブーツで風に長い黒髪颯爽となびかせガーターベルトが見えようと構わず進む…女性らしさとかっこよさ併せ持つ斬新なヒロイン像に夢中にない真似した。ちょいちょい作者嗜好滲む変態フェチエログロ怪奇。ご先祖様はご機嫌斜めにクトゥルフなど知識に裏打ちされたオカルトもいい。最底辺描きつつ美しさ優しさが滲む…。新作も髪の毛何層にも流れる美しさ! ハッピーさんも首吊りの木も怖いのに温かい。好き過ぎ

2016/07/14

しましまこ

短編がいいよ。大きな声で言えないけど『恐るべし水前寺龍揮』が大好きなんだ。

2017/09/03

眠る山猫屋

サディスティック・ドミナ、CD持ってたなぁ!懐かしい。この最終巻(?)では、冒頭の旧作『彼女』と、新しい作品『首吊りの木』や『ハッピーさんのお帰り』に共通する優しさや救いがあって、作者さんの“世の中棄てたもんじゃないんだよ?”って気持ちが継続していた事が伝わり、なんだか嬉かったなぁ。特にハッピーさん。グッときます。読んで良かったな。

2016/07/24

歩月るな

やっぱり業界臭い所が低俗らしい。性愛を牙城に低俗とするならもはや低俗まみれではあるのだが、現代のゴーストストーリーの根幹に低俗を持ちこまなんだら上っ面で高尚ぶってても薄ら寒いだけだ。何で人を怨まねばならんのか。だから低俗でもこんなに温かい気持ちにもなれるし、鬼畜には相応しい末路が描かれる。だからある意味では唯一無二の表現がここにある。シナリオも一級品、しっかり論理がある。やっぱり皆スマホ持ってたりするけど根幹は変わらない。「それな」とかが出て来てても使いこなしっぷりが凄いと思う。言語センスも半端じゃない。

2016/09/07

感想・レビューをもっと見る