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JT、財務省、たばこ利権 ~日本最後の巨大利権の闇~ (ワニブックスPLUS新書)

JT、財務省、たばこ利権 ~日本最後の巨大利権の闇~ (ワニブックスPLUS新書)

JT、財務省、たばこ利権 ~日本最後の巨大利権の闇~ (ワニブックスPLUS新書)

作家
松沢成文
出版社
ワニブックス
発売日
2013-10-08
ISBN
9784847060649
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JT、財務省、たばこ利権 ~日本最後の巨大利権の闇~ (ワニブックスPLUS新書) / 感想・レビュー

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みじんこ

先日の週刊リテラシーで松沢氏本人がこの問題を取り上げていたので、気になって読んだ。タバコが嫌いだとかいう理由ではなく、国策会社とも言うべきJTの在り方や、たばこを規制する国際条約を他国と比較して全く遵守しようとしていないという現状の面から批判している。本書に書かれているたばこ利権について知らないのは私だけではないだろう。最後の9章で構造改革のロードマップを提示しており、これが実現できれば健康面のみならず税収面においても日本にとってプラスになる。ただ、既得権益を持つ人々が簡単にそれらを手放すとは思えない。

2015/09/21

てながあしなが

長いこと進んでいなかったが、今日残り半分を一気読み。JTの握る利権について分かりやすく概説。日本は諸外国に比べてたばこのモラルが低いということを自覚できた。たばこの名称やパッケージ、宣伝方法、売り方にまでWHOの条約は規制をかけているが、日本はだんまりを決め込んでいる。また、たばこと健康の関係について、フィリップモリスは健康に害があるということをハッキリと認めているが、JTはHPでも「はっきりとした因果関係は認められない」と声明を出している。東京五輪がやや心配ではある。

2017/05/02

紫砂茶壺

国策会社のJTが規制をいいことにたばこを売りまくる。WHOの勧告も無視、シンクタンクの御用学者に「受動喫煙と疾病の関係性は不明」などと都合のいいことを言わせる。JTと族議員とたばこ農家とたばこ屋の4者ががっちり組んでたばこ規制に頑強に抵抗しているように見えるが、実はJTはたばこ農家とたばこ屋のことを真剣に考えているわけではない。喫煙者が今まで好き放題振る舞ってきた反動でたばこが規制されそうになっていることを「肩身が狭くなっている」と被害者意識全開なのはなぜなのか?まずはたばこ族議員を落とす!

2017/10/08

tacacuro

2018年の健康増進法改正により原則屋内禁煙になるなど、10年前の本書発行時よりは前進しているものの、日本のたばこ対策は依然として十分でない点が多いようだ。日本でも喫煙と受動喫煙によって年間約10万人以上の命が失われているとされる現状を踏まえると、今後も取組を強化する必要があるのではないか。JTの国際プレゼンスがここまで高いとは不覚にも知らなかった。

2023/05/08

mft

みんなの党の中ぐらいは意見をまとめられるんだろうか?

2013/11/09

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