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桃太郎は鬼ヶ島をもう一度襲撃することにした (ワニブックスPLUS新書)

桃太郎は鬼ヶ島をもう一度襲撃することにした (ワニブックスPLUS新書)

桃太郎は鬼ヶ島をもう一度襲撃することにした (ワニブックスPLUS新書)

作家
森達也
出版社
ワニブックス
発売日
2021-10-08
ISBN
9784847066627
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桃太郎は鬼ヶ島をもう一度襲撃することにした (ワニブックスPLUS新書) / 感想・レビュー

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lily

メディアは世間の写し鏡、自衛意識、ステレオタイプ、セキュリタイゼーション。良い意味で相変わらずの森達也節を古今東西の名作物語に入れ込むとこうなる、という話。前作『王様は裸だと言った子供はその後どうなったか』に引き続き、いやー面白かった。石のスープやプロメテウスとパンドラの話など知らない寓話も多く勉強になった。特に「雪女」のくだりは絶品。若干無理矢理なところもあるが、それをひた隠しにせず「無理矢理です」と書ける筆致がすごいよなー。

2024/04/12

sasha

古今東西の童話・昔話をベースにして、現代のグレーゾーンを描いた寓話集。元々、童話とか昔話って怖いよね。本書は通読すると若干くどさが鼻につくので拾い読みがおすすめかな。

2023/01/05

ローリー

図書館で借りました。題名からのイメージ的に、青柳碧人さんの「むかしむかしあるところに、死体がありました」のような作品かと思って借りたのですが、さにあらず。昔話や童話などをもとにして現代風に批判してみたり、一面的な見方ではなく、多面的な見方をすべきではないのか?と言う問題提起は面白かったです。なので表題作にもなっている桃太郎のパロディは良かったですが、作が進むにつれてそれがだんだんくどくなってきました。

2022/02/01

hinata

昔ばなしをパロディではなく現代風にアレンジしてある。耳の痛い人もいるだろう

2022/01/29

ケメキチ

おとぎ話の新解釈? なるほどと唸ることが多かった。また、つい最近発行されたようでタイムリーな話題も多く、おもしろく読んだ

2022/03/09

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