菅田将暉 『 着服史 』
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「菅田将暉 『 着服史 』」のおすすめレビュー
ファッション解説にとどまらない!菅田将暉『着服史』は、プロフェッショナルたちの情熱と覚悟に背中を押される一冊
俳優としてはもちろん、歌手、また今年4月まではラジオパーソナリティーとしても活躍するなど、多様な分野で高い評価を得ている菅田将暉さん。彼は洋服、特に古着好きとしても知られ、その影響力の高さから“現代のファッションアイコン”とも言われる存在です。本書『着服史』(ワニブックス)は、そんな菅田さんが2017年から2021年までの5年間に着たコーディネートを紹介する、文中の言葉を借りれば「スタイリングをよく知りたい人に向けた資料集」。しかし本書を読み終わって思うのは、この本はただのスタイルブックではないということです。なぜならこの本には菅田さん、そして彼をファッションの側面で支える人々の、洋服と仕事への愛と情熱が詰まっているから。そしてそれが私たちに仕事へのモチベーション、明日への活力を与えてくれるからです。そんな資料集以上の力を持つ本書の魅力を紹介していきたいと思います。
その日最高のパフォーマンスをするために作り上げられた、231のスタイル集
まずは本書のメインである、菅田さんが5年間に着た洋服のスナップ写真たちから231枚を選び、本人のコメン…
2022/7/22
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菅田将暉 『 着服史 』 / 感想・レビュー
ツキノ
2022年4月発行。予約して購入(サイン本ははずれた)。時間をかけて見て読む。2017-2021年の5年に及ぶスナップと自らのコーディネートをひとことコメントとともに紹介。「これはモテコーデじゃなくて、本物のモテコーデ」(131)「なんてことない私服ですね。どれもアメカジのものなんだけど、アメカジスタイルじゃないっていうのが理想ですね」(213)とか。私服蔵出し10コーデ、リーバイスカスタマイズモデル、作品STAFF限定オリジナルノベルティグッズ、さらにショップスタッフ、スタイリスト、ヘアメイクの証言。
2022/05/09
ichigomonogatari
何しろ写真がたくさん。本人のコメントが付いているのも良い。背広はダブル、靴はコンバース、なにかと便利なオールインワン。それにしても、いったい何着くらいうちにあるんだろ。
2022/04/02
杏奈
菅田将暉のセンスに少しだけ触れることができた気がする。 たくさんの服の着用写真が掲載されていて素敵でした。 私は普段、服装を特段気にしているタイプではないから憧れた。洋服は色んなカルチャーと結びついているからこそ、服に疎い私でも楽しめる一冊だったと思う。 菅田将暉の人間性は優等生すぎると思うところもあるけれど、こうやって抜きの部分があるから格好良いんだろうな。洋服ってかなり性格出るんだなあ。
2022/04/05
まころん
図書館本で、地味な装丁でええな〜と思って読んでたらこんな派手な帯が付いてたのね(!びっくり!) ”そんなことをする必要があるかどうかは分かりませんが、物事を懐疑的に見る視点はとても大事に思えます。”いや〜なにも服にそこまで?と思ったけどそれが仕事なんやろなーすごいなーと思いました。メガネ七変化のページがおもしろかったです ほんと別人に見える
2022/11/16
みどりまん
体型とか出てる空気感とか憧れる。
2022/09/25
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