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百歳までの読書術

百歳までの読書術

百歳までの読書術

作家
津野海太郎
出版社
本の雑誌社
発売日
2015-07-22
ISBN
9784860112745
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百歳までの読書術 / 感想・レビュー

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KAZOO

私ももうすぐ70歳で、この著者の言っていることがわかります。今まで古本屋さんになんども来てもらって整理しているのですが、いつも同じ状態になっています。ごみと一緒に捨てられないのですが、それではいけないのですね。私も一応自分の選んだ300冊を残して整理してしまおうと思っているのですが。この本を読んで決心がつきました。

2016/02/15

シナモン

図書館本。歳を重ねても読書を楽しむには…なにか参考になるかなと思い読んでみました。結局一番最後の「モーロクした」は「老人力がついた」と捉えるポジティブ思考に全部持ってかれた感じです。力を抜くのは力をつけるより難しい…なるほど。飛ばし読み 、拾い読みになってしまいましたが 最後の最後でこれは!と思える文章に出会えて良かったです。

2019/10/19

壱萬弐仟縁

年金生活者(65歳以上)のあたりから体力・気力・記憶力がすさまじい速度でおとろえはじめた(7頁)。よかった。僕は四十路の内に1万冊曲がりなりにも捌いてこれたから。もう悔いはないね。50歳までの再読術が知りたいぐらいだ。男の場合、90歳もだめ(12頁)。中曽根98歳までなんて遠く過ぎるね。著者の蔵書減量は、すぐ捨てる本、つぎに捨てる本、つぎのつぎに捨てる本、死ぬまで捨てない本、の4種(23頁)。立花隆・福田和也・佐藤優流のやり方には共感できないという(53頁)。

2015/12/29

ラスカル

70歳をこえるとグッと老化を感じるという。読書する体力、気力、経済力も衰えてくる。蔵書の処分も必至。反面、「渡り歩き」読書、新発見された事実から過去の説をたどる発作的、集中的な読書に駆り立てられることがあるという。昔読んだ本を読む。など老人ならではの読書の楽しみも語られている。老後の読書のあれこれも為になったが、筆者の紹介する書物に触発された。残りの読書人生を有意義に過ごさねば。

2022/01/17

呼戯人

70歳を超えて増えてゆく蔵書とどう付き合うか。視力、体力、忍耐力、読書力が衰えてゆく中で、どのように読書を続けてゆくか。わたしにとっても切実な問題を飄々とした筆遣いで描いてゆく。この人はそれでも年に十冊もメモを取りながら本を読んでいたのか。私も記憶に残り、身についてゆく読書をしなければなあと思った次第。

2017/10/15

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