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そばですよ (立ちそばの世界)

そばですよ (立ちそばの世界)

そばですよ (立ちそばの世界)

作家
平松洋子
キッチンミノル
出版社
本の雑誌社
発売日
2018-11-13
ISBN
9784860114213
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そばですよ (立ちそばの世界) / 感想・レビュー

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ぶち

ひとり立ち蕎麦の先輩である読友さんがお薦めくださいました。美味しいものの描写では日本一のエッセイストの平松洋子さんが、立ち蕎麦とそのお店、店主さんたちについて熱く語ってくれます。立ち蕎麦への愛が溢れています。東京の立ち蕎麦店26軒で実際にお蕎麦を手繰り、店主に取材した、ドキュメンタリーといってもよいエッセイです。一杯が三百円四百円の立ち蕎麦ですが、手間は街の蕎麦屋と同じ、しかも薄利多売でがんばっているお店ばかり。一杯に込めたいろんな智慧が伝わってきます。読むと、掲載されているお店に訪れてみたくなります。

2022/07/17

fwhd8325

たかが立ち食いそばと言うなかれです。チェーン店も含めると、街中には立ち食いそばのお店がたくさんあります。この著書は、平松洋子さんですぞ。立ち食いそばも、どこか背筋がピンとするような印象です。私でさえ、通っているお店もあるところが、本当に親近感が高くなります。また、私の食べ歩きリストが増えました。

2018/12/20

いちろく

雑誌連載の一回目から大好きで、単行本化も本当に楽しみで、発売日をワクワクしながら待って購入したので、あえて書く。装幀がひどすぎる。掲載元から変わり過ぎ。最初の数ページ読んだ時点でガッカリした。平松さんの文章はお店に訪れて食べたくなるぐらい素敵だし、紹介されている蕎麦屋さんも魅力的。だからこそ、雑誌掲載のまま本にしてくれたら良いのに、ページ数辺りの情報量を少なくして単なるエッセイ風にしている点で、掲載元の良さを消している。装幀でこれ程印象が変わるとは思わなかったよ。ほんと、残念だ。あくまで、私の意見。

2018/11/15

ユメ

「そばですよ」平松さんに導かれ、未知なる立ちそばの世界の暖簾をくぐる。何となく女性ひとりで入るには敷居が高く感じられ、これまで縁がなかった立ちそば。こんなにわくわくと胸躍る世界だったなんて。知らなかった自分が口惜しい。驚かされるのは、立ちそばの個性豊かさ、そして「攻め」の姿勢。どの店からもひしひしと伝わるのは、客に愛され続けるための真摯さだ。一杯の立ちそばはその土地に暮らす人を胃袋から支え、独特な間合いから生まれる空気は短い食事時に一服の清涼剤となる。こんな立ちそばのある街が羨ましい。

2018/12/28

おさむ

東京の数多ある立ち食い蕎麦屋の中から、選りすぐりの店をエッセイストの平松さんが紹介する。といっても基本、サラリーマン向けなので、軽いノリです笑。30近くある店のうち、行ったことがあったのは日本橋の「そばよし」だけ。行きたい店が増えました。

2019/02/03

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