読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

日々翻訳ざんげ エンタメ翻訳この四十年

日々翻訳ざんげ エンタメ翻訳この四十年

日々翻訳ざんげ エンタメ翻訳この四十年

作家
田口俊樹
出版社
本の雑誌社
発売日
2021-03-03
ISBN
9784860114558
amazonで購入する

日々翻訳ざんげ エンタメ翻訳この四十年 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

菫子

翻訳という作業の奥深さ、楽しさが伝わってきました。それから、海外ミステリ小説を読みたくなりました。

2021/03/13

KUMYAM@ミステリーとSFF推し

テンポがよくてサクサク読めて面白いんだが、翻訳者ワナビーとしてはグサグサと刺さってくるエピソードがてんこ盛り。こういうとこが大好きだー!て改めて思う。ただ、ここで取り上げられてる作品、じつは読んでないことはナイショにしておきたい。

2021/04/08

Susumu Kobayashi

こんな大物翻訳家でもこういうミスをするのかという舞台裏を知って、ほっとするようなエッセイ。「私にとってありがたい編集者というのは、大きく言ってふたつに分かれる。私のよさ(あるんです!)を引き出してくれる編集者と私のいたらなさ(わかってます)を補ってくれる編集者だ」(p. 71)。毎回痛切に感じるのは、翻訳は翻訳者と編集者の共同作業ということで、それを翻訳者だけの手柄にしてしまって申し訳ないと思うのである。本当に良い編集者には頭が下がります。

2021/04/07

タイコウチ

ミステリー翻訳で知られる著者(元は高校の英語教師だったとのこと!)が40年にわたる自分の翻訳作品を読み直しつつ、当時の翻訳業界や自らの苦労を振り返る(誤訳を懺悔する!)という自虐的で赤裸々な翻訳よもや話。自分だけでなく、他の翻訳者の訳との比較検証などもあり、こちらの下世話な興味も尽きないが、あらためて翻訳の難しさ、翻訳者の苦労を思い知らされる。しかし圧巻は、先輩に当たる小鷹信光さんからすでにヴェテランと呼ばれる年齢になった著者が受けたという「たまには真面目に仕事をするのも悪くないでしょ?」との戒めの言葉!

2021/03/19

西村章

いやじつに面白かった。田口俊樹氏訳で愉しませてもらった数々の名作(ローレンス・ブロックやボストン・テランやチャンドラーやリューイン等々)が日本語になるまでにはこんな裏話があったのか、と興味深く読み進みながら、小説翻訳の奥深さや難しさについても、軽妙に記されているぶんだけなおさら、おおいに考えさせられた。それにしても、東江一紀氏の『ねみみにみみず』の際にも感じたことだけど、優れた翻訳家のエッセイって、なぜにこうも名人噺家の高座にも似た〈おかしみ〉が漂ってくるのでしょうねえ……。

2021/03/04

感想・レビューをもっと見る