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おざなり君

おざなり君

おざなり君

作家
浅野いにお
出版社
ロッキング・オン
発売日
2012-04-25
ISBN
9784860521097
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おざなり君 / 感想・レビュー

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厩戸皇子そっくりおじさん・寺

浅野いにおの不思議なギャグ漫画。いや、単なるギャグという訳じゃないのかも知れない。滑稽ながらもちょっと嫌悪感を覚える絵柄である。主人公はおざなり君ではなく、おざなり君の勤める会社の部長・やぶさかとしはる。毎日おざなり君に理不尽な暴力を浴びせられているやぶさか部長。しかし部長はおざなり君に惹かれ始める。部長には元ロックミュージシャンという過去があるのだが、おざなり君はそのバンドの熱烈な信奉者である。部長のおざなり君への思いは次第に恋に(男同士である)。何とも気持ち悪い漫画だが、また見たくなる感じ。

2015/10/12

部下のおざなり君がやぶさか部長にひたすら暴力をふるい続けるギャグ漫画かと思って読み始めたら、BLでロックな展開に惹きつけられました。おざなり君が暴力をふるい続ける理由と、やぶさか部長の恋心。北九弁が嬉しいです。ロックシーンの高揚感が残ります。そしてラストはジーンとしてしまいました。かっこいいです。

2016/12/10

カラシニコフ

まさにロック。ロックンロール。いにおはこのくらいの長さの作品の方が楽しめる。ニューシュールレアリズムの極致。  ★★★★☆

2015/01/16

kanon

出版社ロッキング・オン!?連載してた雑誌CUT!?書店で置いてある場所も漫画コーナーじゃなくて一般文芸!?そりゃ見つかるわけないはずだわ(笑)この漫画の存在は知ってたけど、見つけたのは本当にたまたまでした。古本市場って所でセールやってたのでとりあえず片っ端から見ようと思ってたらあれ!おざなり!セール対象外商品なのにもう気にせず買っちゃいました。オールカラー!浅野さんのカラーイラストただでさえ大好きなのにこんな見れるなんて!内容もめちゃくちゃ面白い。浅野さん音楽好きだってことは知ってたけど、ここまでとは。

2013/01/24

多田幾多

最初はただただ上司を虐待しまくるシュール×バイオレンスギャグだったが、後半からしっかりとまとまっていて、ロックな感じ。やぶさかさんのその後が見たい。てゆーか、最後に出てきたあのモグラは…?

2013/04/02

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