下り坂のニッポンの幸福論
ジャンル
下り坂のニッポンの幸福論 / 感想・レビュー
spatz
NYから岡山県牛窓に居を移した監督が見た光景。循環する時間という表現に落ち着く。先へ先へと進む流れに比して、日の巡り季節の巡り、農作業などの暦、同じ時間を繰り返すような時の流れ。 快不快を大切にすること、自分を大切にすること、これも、二人が生きてきて、心身五感全てで感じ取ってきたものだからこう実感と体感を持って確信のようなものを持って語れるのだろう。どう受け取って自分の中に落とし込むか、はそれぞれの人の人生や体感時間の流れの受け取り方、に関係してくる話。ノウハウや小手先の技術を超えた視線。
2022/06/21
感想・レビューをもっと見る