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【「新青年」版】黒死館殺人事件

【「新青年」版】黒死館殺人事件

【「新青年」版】黒死館殺人事件

作家
小栗虫太郎
松野 一夫
山口 雄也
新保博久
出版社
作品社
発売日
2017-09-28
ISBN
9784861826467
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【「新青年」版】黒死館殺人事件 / 感想・レビュー

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TKK

何度か読んでいるし持っているし高いし..で2年間も購入を躊躇してましたが、買ってよかった!今回は注釈をじっくり読みつつ、自分でもあらすじを書きながら読んでみました。結果意味不明の装飾語を外すと案外シンプルなストーリーで、法水のお茶目さに微笑ましさをも感じられる余裕の読書となりました。挿絵が新青年当時のもので雰囲気が高まります。

2019/10/07

らきむぼん

ここしばらく黒死館の三回目の再読に使っていたのだけれど、最高。どちらかというと今回は注釈メインで読んでいたのだけれど、前二回の読破よりもかなり楽しめた。再読を考えている人は是非これで読んでほしい。素晴らしい。

Chako@(旧名:かど =^ェ^=)

手稿が発見されたことにより初出誌との校訂が、これ迄のどの版よりも正確に行われたと言える。長年、編集上の多くの疑問を抱えてきたこの奇書は沢山の校訂者を悩ませてきたが、熱意ある作業によって明らかにされてきて、一部は誤植であると分かってきた。博覧強記な注釈には不詳や虫太郎の誤用が少なからずあるがこれは後世の更なる研究が待たれるところだろう。今回は創元推理文庫版を読んでも今一つ分からなかった部分を補完するために注釈を中心に読んだ。本当にどうでもいいような脇道にそれるものもあるが、成る程と甘心するものもあって──☟

2019/04/27

nightowl

店頭にある文庫版を何度も立ち読みし挫折。それなら注釈付きはどうだろうとこちらを購入し読了。やはり単語の説明付きでも分からないものは分からないと妙に安心する。著者の博識ぶりに驚嘆しながら禍々しき雰囲気に酔うのが一番良い読者なのかも。

2018/01/08

あるみの

読了はしたものの、ストーリーを追うので精一杯でした。ストーリーも正直、どこかのブログでネタバレ有りのあらすじを読むのと変わらないんじゃないかと思うほどの内容しか理解出来ませんでした。なのでコスパの悪い読書時間を過ごしてしまった感は否めません。今は『三大奇書の一つを最後まで読んだ』というステータスが手に入っただけでも良しと思うことにします。数年経ってもまだ読書する習慣が続いていたら、その時にまた再読したいです。

2023/03/10

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