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夢と幽霊の書

夢と幽霊の書

夢と幽霊の書

作家
アンドルー・ラング
吉田篤弘
ないとうふみこ
出版社
作品社
発売日
2017-08-22
ISBN
9784861826504
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夢と幽霊の書 / 感想・レビュー

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背古巣

申し訳ありません。カタカナの名前がたくさん出てきて、相関関係の理解やロケーションの理解がほとんどできませんでした。ただ、"夢と幽霊"についての現象の記述はわかりやすかったです。事実として認められていることを載せているのでしょうが、にわかには信じられないことばかりでした。特に幽霊屋敷の章は・・・。ばあちゃんが飛び跳ねるベッドの上でしがみついているって、ちょっとなーーです。私、科学的に説明できないものは信じない性分なんで、話半分で読んでいました。

2018/01/12

内島菫

たまたま風邪薬を飲んでいる時期に昼の電車内や夜のベッドでうとうとしながら読むことが多かったため、私にとって眠りと親和性のある本になったが、「幽霊は、夢見る死者が無意識のうちに、生者のなかに引き起こした幻覚」であるとする考え方が本書に出てきた。この説についてこれ以上説明がなかったので、「夢見る死者」というものがどういうものなのか、死者が夢を見るという状態は普通に生者が夢を見る事態からどう類推すればいいのかがよく分からなかったが、そこから、この世界は死者の見る夢であるとも言えるような気がして、興味深くもある。

2017/09/22

かもめ通信

よくもまあこんなに沢山集めたなあ~というのが率直な感想。一見たわいなさそうな不思議な夢からはじまって、予知夢かという夢が現れ、そうかと思えば水晶玉にうつるあれこれ、切っても切れない幽霊と幽霊屋敷の関係や幽霊にもあるお国柄など、少々気味は悪くはあるけれど、歴史や民俗学的な観点からも興味深い…とはいえこの本は、一気に読むというよりは夜ごと少しずつ読み進めて、ぞくっとしながら床につくとか、折々に思い出しては拾い読みをする…といった読み方が良さそうな本でもある。

2017/11/09

タカラ~ム

訳者のないとうふみこさんがメンバーとなっている〈やまねこ翻訳クラブ〉が発足20周年を迎えるということで手に取った。19世紀末に刊行された幽霊研究の伝説的名著なのだという。それが120年の時を経てようやく翻訳されたのだ。実に様々な幽霊譚が掲載されている。著者は、コナン・ドイルやルイス・キャロルも会員だった〈心霊現象研究協会〉の設立メンバーである後には会長も務めた人物。英国留学中の夏目漱石も本書を読み、影響を受けた作品を後に発表している。心霊現象に興味がある方は必読の書かもしれない

2017/10/17

ぶうたん

古今東西というと大げさだが、比較的近い範囲で懐疑的かつ実証的な観点から集めた怪異譚の数々が楽しい。最後の方は伝説めいたものもあるが、それはそれで本書の中に収められることで伝説集とは違った印象となるように思われる。結構呪い殺される人とかも多く、意外と恐怖感が強いものも多い。当時の人の感覚からすると、さしずめ19世紀の実話怪談集と言ったところだったろうか。なお本書では懐疑的な視点があるが、心霊現象研究会の会長も務めた晩年はどうだったのだろうか。久しぶりに三浦清宏氏の著作を読みたくなったな。

2017/09/12

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