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尼将軍

尼将軍

尼将軍

作家
三田誠広
出版社
作品社
発売日
2021-09-18
ISBN
9784861828676
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尼将軍 / 感想・レビュー

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Book Lover Mr.Garakuta

【図書館本】【速読】:鎌倉時代のお家存亡をかけた、話で、当時の中枢を握っていた尼将軍北条政子の物語。暗殺裏切りの応酬だった。結構血で血を争う話だったが、あんまり詳しく知らない時代なので、好奇心旺盛で読んだ。

2021/11/03

ちょこちん

★★☆☆☆ 北条政子と言えば、岩下志摩の世代・・・

2022/05/02

kanki

実質、第4代将軍政子。貧弱に描かれた頼朝。石橋山の戦いは、東国武士統一へのパフォーマンスだったのか

2021/12/14

乱読家 護る会支持!

鎌倉幕府は、日本史上、初めて朝廷を超える権力を手にした統治機構。源氏の威光と各武家のパワーバランスの均衡の上に成り立っていた鎌倉幕府なので、ちょっとしたことでパワーバランスを失ってしまうことが多く、その都度、北条政子と弟の義時が機先を制する動きで、ある時は争いごとに勝ち、ある時は首謀者を誅殺/暗殺していきます。。。 実力や成果ではなく、人間関係をコントロールして、自分の上を越していこうとする人たちを排除していく権力争い。 このことは、武士の時代に限らず、本質的には今の時代も同じだと思いますね。

2022/04/19

田中峰和

源氏の嫡流・頼朝は血統の正しさから、東国の武士たちに祭り上げられる。北条家は彼を利用して政権を勝ち取っていく。中でも政子は父や弟よりはるかに権力欲が強く。台盤所として頼朝に運命を託す。異母弟の宗時と結婚して北条家を継ぐことを考えていた政子だが、頼朝との政略結婚を計画する父兄に説得されて源氏の嫁となる。その気の強さは、頼朝の浮気を許さず、父親まで追放してしまう。尼将軍を主人公にすれば、頼朝の影は薄くなって当然。出来損ないの頼家を殺害し、貴族趣味の実朝まで殺させてしまう。来年の大河ドラマの予習に最適の本。

2021/12/14

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