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下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル

下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル

下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル

作家
菊地高弘
出版社
カンゼン
発売日
2019-03-07
ISBN
9784862554994
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下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル / 感想・レビュー

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みかん🍊

当時白山高校が甲子園出場というのには驚いた、三重県は決まった強豪私立校がいつも行くという訳ではなく、強い公立高校も甲子園に行ける事もあるが、白山は人数も少なく毎年1回戦負けの弱小校、本書で知ったが東監督が赴任した時にはグランドは荒れ選手も揃わない状況だったとは、しかしそんな状況から急に強くなった訳ではなく監督の地道な努力や周りの理解でグランドを整備し有力選手も増え5年かけて為し得たミラクルだった、高校野球はやはり監督の力が大きい。

2023/08/29

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

(2023-103)【図書館本】2018年夏の甲子園。三重県代表が白山高校だと聞いた時三重県民は皆驚いたことだろう。「え!白山って野球強かった?」監督となる東教諭が赴任した時は部員すら9人もなく、練習よりもグランド整備の方が長い。集まる選手たちも白山を目指してきたのではなく、志望校に落ちて他に行く所が無く二次募集で来たような選手ばかりだ。そんな高校が少しずつ強くなり「奇跡」とも言える甲子園出場。やはり高校野球にとって監督の力は大きいのだなぁ。10月からドラマにもなるらしい。少し楽しみではある。★★★★

2023/09/10

夜長月🌙@5/19文学フリマQ38

三重県立白山高校。2018年夏の甲子園初出場の快挙。0から一人の監督が作り上げました。今、公立の高校が甲子園に出場することはとても難しくなっています。私学が有力選手を学費免除などでかき集めるからです。さらに白山高校は公立底辺校であり選手が目指すべき理由は何も無かったのです。2013年その白山高校に前年自校を県大会ベスト4にまで導いた監督が赴任します。しかし2016年まで全て1回戦敗退。選手すらまともに集まらない時もありました。それが2018年に甲子園。野球部の躍進と共に学校も地域も活性化されました。

2023/10/12

たいぱぱ

三重に住む僕にも白山高校がどこにあるのかわからないし、出身者にも出会った事がなかったので半分架空上の高校であった。そんな白山高が優勝してしまったあの夏の事はよく覚えている。その春の甲子園でベスト4の三重高、現・中日の岡林勇希のいる菰野高を破っての快進撃は三重では話題となった。その裏でこんなドラマがあったなんて…。何度も泣けた。これは高校野球で収まる話ではなく、一人の熱い教師とサポートした人達がドロップアウトする寸前の子供達の人生を変える話だ。学校にも色んな役割の学校があっていい。東先生の言葉が沁みる。

2023/11/22

おつぼねー

【辛口ゴメン】ノンフィクションだからといってルポ的描き方は必要無い。盛り上がりに欠け、ワクワク感、臨場感が削がれる。題材として申し分無いだけに勿体ない。高校生といえどもまだまだ子供。大人がベクトルの方向を示し、それを合わせなければ成し得なかったかもしれない。そういう意味でも周りの役目は大きい。人生の中のたった3年がとてつもなく大きく貴重になった彼らの行き先にどんな壁が立ちはだかろうと大丈夫!#NetGalleyJP

2023/12/12

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