ポメロメコ (WANI MAGAZINE COMICS)
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ポメロメコ (WANI MAGAZINE COMICS) / 感想・レビュー
オリーブ子
大好きな劇団イヌカレーのマンガ！ 夫がプレゼントしてくれました。 ダークなイヌカレーがたっぷり。ゴスとはまったく違うのに、私好みのゴス的な、そしてサイケ的な何か。幼女の宝箱的な、残酷でイノセントな世界。 マンガとしては最初は正直、読みにくかったけど、ラストでなんだか感情がうねった。やっぱり凄い！ 美しい装丁、これでもかというほどの「付録」、ポメロとロメコの素敵なしおり。過剰さ加減もいい。しばらくしてからパラパラと読み返したい、価値ありの1冊。
2017/06/15
allite510@Lamb & Wool
「ようこそ床下へ これより下に床はなし」三つ編みが繋がった双子の少女が床下の世界に迷い込む、ダークなお伽話（絵本のような漫画）。濃密なディテールは（その筋の人には）お馴染みだが、切なさの残る物語も予想以上に面白かった。「変な絵を描く」というだけの人たちではないのだな。もっと色々描いて欲しい。目指せ裏ショーン・タン。
2019/04/22
一会
圧倒的な情報量に圧倒されながら物語を拾い集めていく、という稀有な体験を味わえる一冊。異世界でありあの世であり、夢の世界にも見えてくる床下に惹かれると同時に恐さも感じていたのでラストの喪失感は胸にストンと落ちてきました。双子の女の子の冒険物語であり、人間になろうとした創造物の話であり、歪んだ恩返しと復讐の話でもある。とことん一筋縄ではいかないと作品です
2016/10/27
Fumitaka
「面白い」絵の塊。再読だけど完全に内容を忘れていたので実質的に初である。よく見ると目次のところに最後の結末が暗示されている。「モ」「モ」って言ってる白ペッタンたちが愛しくて悲しい。いつか彼らも命になれるのであろうか。付録のカード、おさげのない「カエル工」が別キャラ扱いになっててちょっと悲しい。彼女はどこに行ったのだろう。いつか半身が探しに来てくれると信じて、今でも床下でサンカクサンとかと一緒に待っていると俺は信じるぞ。
2022/04/24
参謀
caiman大感謝祭2018に行ったときにギャラリーで拝読。「まどマギ」で有名になった劇団イヌカレーの単行本です。普通では考えつかない世界観が凄いです。
2018/07/15
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