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オカルトゼネコン富田林組

オカルトゼネコン富田林組

オカルトゼネコン富田林組

作家
蒲原二郎
出版社
産業編集センター
発売日
2010-03-01
ISBN
9784863110380
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オカルトゼネコン富田林組 / 感想・レビュー

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kishikan

ばかばかしくて、くだらなくて、あきれ返ってしまう内容だけど、でも面白い。たまにはこんな本を読んでニヤリとするのもいいね。三流大学出の若者が、何故か超一流のゼネコンに就職、どうもおかしいと思ったら、配属された部署は表稼業とはかけ離れた闇の部分を前捌きする組織。部長以下社員もとんでもないいわくつき。登場人物も解決すべき事件も、魑魅魍魎の住む世界観。それに文章自体、ぶっ飛びものでダジャレ満載。これは本を読む者も心してかからないと・・・、油断大敵。第一設定は現代だけど、本の表紙は昭和30年代の漫画の世界ですもの。

2012/10/28

ろくでなし@ぐーたら中

63点 ふふ。しょーもな。まぁでも面白かった。五月女さんのイラストに引かれて手にしたようなもんだが結構楽しめた。おバカで痛い主人公がこうむる理不尽の数々を、続くんならいつまででも読んでられそうなオカルトエンタメ作。章の切り方がうまく軽妙でリズミカル。何かマンガを読んでる気分。上司ほか黒幕キャラが総じてひどくてスゴイ。ゼネコンなのに怨霊とか崇りとかミサイルとか人間大砲とか、詰め込みすぎ感はあるもののチョイチョイ挿まれる中笑い的小ネタや描写は好きかも。ラストが普通に爽やかなのも意外。田中、ちょっと見直したぜ。

2013/01/17

ろけっと

幼稚園卒以下、偏差値マイナス70と呼ばれる班牙亜大学を卒業した田中たもつ。東証一部の超一流ゼネコン 富田林組に入社し、メイクミラクルだと有頂天で気合の七色ストライプスーツで入社式に向かう。彼だけが特別な理由で採用されたのを知るまでは幸せの絶頂だったのに・・・オカルト満載、バカ満載、サブカル少々のコメディ作品。結構好きかも

2010/10/31

みこと

表紙借り(笑)中身も負けず劣らずマンガを読んでるみたいだった。本を読まない中高生男子が楽しめそうです(^^)くっだらないなぁと思いながらも楽しく読んでいたら意外にも目頭がつんとなるような人情話も出てきてホロリとさせられる。こやつなかなかやりよるわい。大仏頭の部長といい京本政樹似の先輩といい強烈すぎるキャラが次から次へと出てくる出てくる(笑)たもつくん、バカだけどいいやつだし。人間大砲と自衛業には笑わさせていただきました。いつかリストラされるその日まで頑張れたもつ~(笑)

2013/02/26

スプリント

最近、とある失態で全国的に有名になってしまった「富田林」。本作品はそことはまったく関係ありません。失態は許されないとても重要な影の任務を背負ってます。そこに知らずに入社・配属された主人公の苦難の物語を爆笑テイストにまとめあげた逸品です。

2018/12/16

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