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まばゆい残像 そこに金子光晴がいた (わたしの旅ブックス)

まばゆい残像 そこに金子光晴がいた (わたしの旅ブックス)

まばゆい残像 そこに金子光晴がいた (わたしの旅ブックス)

作家
小林紀晴
出版社
産業編集センター
発売日
2019-11-13
ISBN
9784863112469
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まばゆい残像 そこに金子光晴がいた (わたしの旅ブックス) / 感想・レビュー

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アヴォカド

沢木『深夜特急』で少なくないワカモノがバックパッカーとなってアジアを目指し、その源流を遡るようにして金子光晴『マレー蘭印紀行』をも手にする、という時期があった。どうやらその1人だったらしい小林の旅と、金子光晴の詩や『マレー蘭印紀行』の世界とが重なり合い、響き合う。金子の詩もマレー蘭印も、私は好きで何度か読んでいるのだけれど、バブルと名付けられた時代に、アジアへ向かったワカモノたちは、沢木や金子に何を読み取っていたのだろうか、とばかり考えてこれを読んだ。

2020/02/03

チェアー

あてどのない旅に出た金子光晴。その足跡に魅せられた写真家。あてどがなければ帰るという行為も発生しない。行く先がホームになり、次に行くところが新たなホームになる。それは自由とはまた違う感覚だろう。土地というものにより密着しつつ離れてもいて、自分は何なんだろうと思い続けるはずだ。そういう旅は、実は人生の縮図なのではないか。金子光晴を読みたくなる。

2020/01/03

Tenouji

金子光晴氏のことを初めて知った。ちょっと読んでみようかと思う。

2019/12/17

ハチ

昨年末に金子光晴の『ねむれ巴里』に衝撃をうけて、衝動買い決行www彼の足跡をたどって旅する写真家のエッセイとフォト。骨太な男たちの隠しきれない繊細を、ハードボイルドに味わえる。そっと鞄に入れていつでもページを繰りたくなる。

2020/02/26

マッキー

金子光晴がかつて辿った道を筆者も辿ってゆく紀行のようなもの。金子光晴、読みたい本リストに入っていたのでこれをきっかけに購入した。

2022/10/17

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