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グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界

グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界

グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界

作家
クラウス・シュワブ
ティエリ・マルレ
ナショナル ジオグラフィック
藤田正美
チャールズ 清水
安納 令奈
出版社
日経ナショナル ジオグラフィック
発売日
2020-10-23
ISBN
9784863134997
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グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界 / 感想・レビュー

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R

コロナ以後の世界がどうなるか、誰にもわからないけど、いろいろリセットされるから準備しておこう。かなり初動時期に書き始められているので、あれもこれもと論点が取っ散らかっているので読みにくいことこの上ないんだけども、いくつか当たっていそうだし、大外れもありと、今読んで面白い本でした。実際に世界が以前以後で大きく変わったのは間違いがなく、変わった世界に既に慣れつつある、それが標準化されてきているんだなと、リセットされた自身を感じる。

2021/06/07

はるわか

概念の枠組:【現代社会をあらわす三つのキーワード】①相互依存、②スピード、③複雑性。【ミクロトレンド】①デジタル化の加速、②レジリエンスの高いサプライチェーン、③政府と企業、④ステークホルダー資本主義とESG。【人間らしさの見直し】①現れるのは「よき本性」か…それとも?、②倫理的選択。/「希望のない恐怖はないし、恐怖のない希望もない」(スピノザ)

2021/09/20

CTC

今月の日本経済新聞新刊、原本は本年7月に刊行された英文テキスト。著者はダボス会議創設者で日本では16年刊の『第四次産業革命』がそこそこ売れたスイスの経済学者。同書は未読なんだが念頭にあり、書店店頭で本書217頁の図表(リモートワークが増えると何が起こるかを示すもの)が大変わかりやすく手に取ったしだい。 海外から見ると…社会保障制度が整った日本は、コロナ対策でもそこそこ上手く立ち回り、格差も小さく、質素でエシカル消費が進んでいる、とみられているようで…“グレート・リセット”後のイメージに近いみたい(苦笑)。

2020/10/27

スリーピージーン

斎藤幸平氏の講演(ラジオ番組)で知ったので読んでみた。骨子はマクロリセット(経済・社会・地政学・環境・技術)、ミクロリセット(企業・産業界)、個人のリセット(生き方・価値観)とざっくりと理解できただけ。一蓮托生式に問題点を先送りに発展してきた世界は、この2年のパンデミックで弱点が露出してしまい、元には戻れないことを知らされた。さてどうしよう、という話。著者は世界経済フォーラムの主催者だそうです。自分としてはやはり個人のリセットのところを重点的に読みました。一度読んだだけでは難しい。

2021/12/29

Yuki2018

著者はダボス会議の主催者。コロナ禍は、以前からの大きな問題を加速した。格差拡大・不公平感の蔓延、地政学的分断、政治の二極化、財政赤字、金融化、環境問題等の深刻な問題だ。このままでは戦争などの暴力な社会リセットが起こるとし、マクロ・ミクロ・個人の各レベルでの自発的な「リセット」を呼びかけている。欧米エリート層の認識を代表していると考えられ、実際に欧米諸国の政策もこの方向で進んでいるように見える。近い将来の世界を占うため読むべき一冊。但し、欧州人らしく、自分達に都合の良い整理ばかりで好感は持てない。

2021/08/21

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