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こといづ

こといづ

こといづ

作家
高木正勝
出版社
木楽舎
発売日
2018-11-23
ISBN
9784863241299
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こといづ / 感想・レビュー

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著者である高木正勝さんが文章を書き、奥様が挿絵を描き、歌の作詞作曲は夫婦でやる、というスタイルの本になっています。文章が感性豊かな表現で書かれており、絵や歌がまた良い味わいを出しています。「いや、見事な表現ですわ~」と感心すること間違いなし。一瞬一瞬の自然の美しさを表す文章が素晴らしいです。読むと失った感性を取り戻す気になれます。ちなみに「こといづ」は「ことが出づるまで書いてみなさい」という意味らしいです。

2019/03/24

rin

★★★★★…高木正勝さんという人のことをよく知らずに、ただ装幀が美しかったのを理由に手に取った。読めば読むほど高木さんが紡ぐ優しくて美しい言葉たちに魅了された。厳しくも美しい自然。自分たちだけが住みやすいよう開拓するのではなく、どうすれば自然と共存できるか考える日々。昨日と同じ今日なんてどこにもない。一瞬、一瞬に自然が見せてくれる美しさを自分の中に染み込ませ、消化するごとに音楽そして人生が味わい深いものになっていく。滋味溢れる文章に、こちらの心もほぐれていく。読み終わるのが本当に惜しい本だった。

2019/03/05

Roko-san

「コトが出づる」から「こといづ」。丹波篠山の小さな村で暮らすようになった高木さん夫妻。古い家を直しながら、畑を耕しながら、音楽を作っています。ご近所の先輩方に、いろんなことを教わります。畑のこと、自然とのこと、歌やお囃子、お祭り、草刈り、雪掻き、干柿を作ったり、薪を集めたり、ほぼ自給自足な生活の中から、様々なことを学びます。それは音楽にも反映されます。小さな気付きが毎日ある暮らしに、高木さんは自分の居所を見つけたと感じたのでしょう。ことばも出づるし、音も出づる、自然と共に生きる幸せを感じました。

2019/03/05

かす実

「おおかみこどもの雨と雪」の映画音楽で著者を知って以来、ファンでした。素直でまっさらな心のままで 自然のこえに耳をすまし、毎日をていねいに生きる高木さんだからこそ、あんなにあったかくて優しい音楽がつくれるのだなぁと納得。またこの本はコラムの連載をまとめたものなので、日々の暮らしの様子がリアルタイムの言葉で伝わってくるし、何より本のはじめとおわりとで 書き手である高木さん自身が大きく変わっているような感じがするのも良い。高木さんが音楽とどんな風に向き合い、作品を生み出すのかもわかるのでファンとしては嬉しい。

2019/01/06

kentaro mori

単なるエコロジー的な感覚を擬装するのではなく、現実に自然の中で生活し、そのことが音楽に直結している。

2018/12/29

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