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文学ムック たべるのがおそい vol.3

文学ムック たべるのがおそい vol.3

文学ムック たべるのがおそい vol.3

作家
小川洋子
倉田 タカシ
最果タヒ
高原英理
今村夏子
西崎憲
星野智幸
山尾 悠子
井上 法子
竹中 優子
永井 祐
花山 周子
杉本 一文
藤原 義也
セサル・アイラ
黄崇凱
相川 英輔
ノリ・ケンゾウ
柳原孝敦
天野 健太郎
出版社
書肆侃侃房
発売日
2017-04-15
ISBN
9784863852570
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文学ムック たべるのがおそい vol.3 / 感想・レビュー

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コットン

最も好きな幻想作家の山尾悠子さんも書かれているので購入!他には結婚相手の姉の子供の世話をして災難に会う、今村夏子さんの『白いセーター』や井上法子さんの歌「四本の腕をふりつつ歩みゆく夕暮れ 影には影のよろこび」が良い。

2017/06/19

HANA

本シリーズは自分の興味のある作家を、必ず一人か二人収録してくる。今回もその例に漏れず、山尾悠子と杉本一文とまあ名前だけで手に取らざるを得ない二人を入れてくる。両者とも当然ながら大満足。特に山尾悠子の文体の魔力は健在で、読んでいるうちにやはり古い銅版画を覗き込んでいる気分に浸れる。今村夏子の「白いセーター」は前作同様、生活の中での不穏な感じがひたひたと迫ってきて素晴らしいし、「カピバラを盗む」「虫歯になった女」も読み応え十分。前号、前々号と変わらず高レベルな作品を収録していて、読んでいてうれしくなってくる。

2017/05/17

ずっと気になっていた文学ムック。福岡ポエイチの、書肆侃侃房さんのスペースで、まずは大好きな小川洋子さんが載ってるこれから…と思い選びました。始めの小川洋子さん、エッセイとなっていますがラストになるにつれ様子か変わるのが面白かったです。高原英理さん、山尾悠子さんの作品もとても好きです。「カピバラを盗む」も面白かったです。結構、政治的な世界を描かれてるのだなと思いました。1、2と、来月出る4も読むのが楽しみです。

2017/09/27

有理数

山尾悠子が書いているのである。山尾悠子「親水性について」変わらず難解だが、私たちと同じ日本語を扱うのに、この見慣れない、しかし想像力にひとつひとつ突き刺さる言葉の連結は何なのだろう。こちらも堪能した。一方で、今村夏子「白いセーター」最悪、最悪な気持ちにさせられる短編であった。理不尽、無邪気さの凶器である。辛い。こういう気持ちに物語が導いた、それだけ力のある短編である。他、最果タヒ、セサル・アイラの作品がよかった。

2017/05/28

辛口カレーうどん

言葉の、文学の持つ可能性を再発見できるような作品、作家のチョイスが毎回素晴らしい。小川洋子さんは、読み切りと思っていたのにエッセイだった…。少しがっかりしたがエッセイであっても、小川ワールド全開の不思議な読み口で楽しめた。翻訳作品の2つは両方海外作品らしい感覚で新鮮だったし、短歌は竹中優子さんの作品が、ほんのり毒があり好き。もう、掲載作品全部語りたいくらい、充実。特集の『再話』の試みも面白い。編集長の西崎憲さんは多方面で活躍中なので、かなり忙しいでしょうが、是非長く続けてほしい。

2017/04/21

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