読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

文学ムック たべるのがおそい vol.4

文学ムック たべるのがおそい vol.4

文学ムック たべるのがおそい vol.4

作家
木下 古栗
古谷田 奈月
町田康
宮内悠介
澤田 瞳子
谷崎 由依
山崎まどか
山田 航
辻山 良雄
都甲 幸治
皆川博子
伊舎堂 仁
國森 晴野
染野 太朗
野口 あや子
アルフォンス・アレー
マルセル・シュオッブ
マルセル・ベアリュ
マルレーン・ハウスホーファー
西崎憲
松永美穂
出版社
書肆侃侃房
発売日
2017-10-11
ISBN
9784863852808
amazonで購入する

文学ムック たべるのがおそい vol.4 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

HANA

文学ムック四号。この雑誌、毎号必ず自分好みの作家を入れてくるのだが、今号もその例に漏れず皆川博子とマルセル・シュオッブという二大看板が。もうね、皆川博子の随筆とシュオップの銅版画を思わせるような作品だけで大満足です。その他のフランス短編作品も軽やかな出来で面白かったし。小説では町田康、今まで未読だったけど言葉回しとか色々肌に合うなあ、これから読んでみようかな。同じく未読だった宮内悠介だけど、こちらは同じような趣向の話を筒井康隆で読んだためあまり印象に残らず。短歌については相変わらず理解の外でありました。

2017/11/11

ちょき

折角の芥川賞なので参加せにゃそんそん。と、いうことで取り敢えず宮内悠介「ディレイ・エフェクト」のみ読んだ。残りは後ほど読む予定。突如現代東京に戦時中の東京が残像として投影されてしまう。自宅に曽祖母が復活し、一緒瓶に詰め込んだ玄米を精製している風景が現れる。そしていよいよ、東京大空襲の夜を迎える。読みながら私だっら何するかなと、想像を貼り巡りつつ慎重に読み進めた。

2018/01/16

おかむら

芥川賞候補だった宮内悠介の「ディレイエフェクト」が載ってます。タイトルのディレイってのがイマイチよくわからないまま読み終えた(音楽の素養無し…)けれども、これ、意外にも面白かった! 現在と1944年がシンクロする話なのですが、その重なり方がほう!そうきたか! もっと長いバージョンで読みたい。

2018/02/25

kochi

宮内悠介「ディレイ・エフェクト」。一神教的超越的存在の故意又は過失によるものか、現代と75年前の東京が重なって存在する現象が。街を半透明の人や木炭車が行き交い、銭湯の女湯は公序良俗を慮り黒幕で覆われる。そして3月の東京大空襲、「わたし」は義祖母の家が焼夷弾に蹂躙されるのを目撃するが… 「横浜事件」や「竹槍事件」への言及とmake file、HDL等の技術的くすぐりが混在した、SF的設定を選考委員がどう評価し、どんなコメントするかが楽しみ。

2017/12/31

rinakko

概ね順番どおりに読んでいたのに、何故か途中で飛ばしてしまって最後に読むことになった「橙子」。ああ、私はこの気持ちを知っている…と思いながら読んで、ひりりと痛くて愛おしくて抱きしめたくなる一篇だった。先ずは皆川さんのエッセイからねぶねぶ堪能し、読みごたえのあった「ディレイ・エフェクト」や、初めて読むマルレーン・ハウスホーファー、私には久しぶしだった町田康、とても好みだったフランス古典小説集…と、満足のため息がこぼれるばかりだ。ほう。

2017/11/05

感想・レビューをもっと見る