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ショート・ショート・ヘアー (新鋭短歌シリーズ)

ショート・ショート・ヘアー (新鋭短歌シリーズ)

ショート・ショート・ヘアー (新鋭短歌シリーズ)

作家
水野葵以
東直子
出版社
書肆侃侃房
発売日
2022-02-14
ISBN
9784863855052
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ショート・ショート・ヘアー (新鋭短歌シリーズ) / 感想・レビュー

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おはぎ

パリ留学時の歌をあつめた「タクトをふるう」が好みだった。海外生活でありがちな出来事を、繊細に丁寧に優しく切り取っていて、温かな気持ちになる。フランス語の単語や人名もそのままポンと組み込まれているが、違和感がなくむしろ溶け合っていて心地よい。「『孤独にはなりたくなくて指揮者なら人と一緒にいられるからです。』」「おかわりにいただきますという人のねむりが深くありますように」

2022/11/22

ケー

瑞々しさと苦々しさが混じり合ったような、爽やかであり、でもドキッとしたり。そんな歌集。 個人的には高校の図書館に置いてあって、手に取る学生がいたらいいな、なんて思う一冊。

2023/10/15

まぁみ

俵万智さんがTwitterで紹介していた歌「国よりも君が好きだよいつまでも君死にたまふことなかれ主義」。本書に掲載されていることは知っていたので、読むことに。(今日は短歌の日なものでw) えっと付箋だらけです(´▽`*)アハハ 何なのだこの感性は!天才か?「三人家族」は親目線になってしまい…嗚呼ごめんね、と嗚呼ありがとうが押し寄せた。中では「O氏について」が一番すき。あ「恋人上京編」も「夜間飛行」も好き。「ラストオーダー」もいい。もう全部だな(笑)。宝物が増えました。

2023/04/06

有機物ちゃん

恋人が住む部屋を探すために不動産屋に一緒について行った歌が可愛かった「二人暮らしですか?」二人暮らし二人暮らし二人暮「いえ、付き添いです」/本を読む君の鎖骨ふくらんでしずむ 光に愛されている/おかわりにいただきますという人のねむりが深くありますように/好きな人に健やかでいてほしいという温かい気持ちが伝わってくる。著者がパリに留学生活をしていた時の短歌もあるが、私自身は留学はしたことないのに孤独で自分に卑屈になったり落ち込んだりする気持ちに共感できて面白い。日常を大事にしてるんだと思う。素直な感性が心地いい

2022/10/13

帯長襷

「規律への反旗のように揺れているムーミン柄のIDケース」あら奇遇わたしのケースはドラえもん女子だけみんなカワイイと言う

2023/03/15

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