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反米という病 なんとなく、リベラル

反米という病 なんとなく、リベラル

反米という病 なんとなく、リベラル

作家
小谷野敦
出版社
飛鳥新社
発売日
2016-03-09
ISBN
9784864104753
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ジャンル

反米という病 なんとなく、リベラル / 感想・レビュー

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厩戸皇子そっくりおじさん・寺

面白かった。確かに以前から反米は盛んだ。私もハッキリとアメリカ嫌いだった時期がある(私が広島県民というのもあるが)。しかし戦後に日本を支配したのがアメリカだったから良かった側面は否めない。思えば故郷への思いだって愛憎半ばしたりするのだ。いわんや他国をや。私は9条護憲だが、じゃあ攻撃されたらどうするか?という問いには答えられない。主義主張というよりも願いであるからだ。うーむ。あれこれ考える本だ。もっと勉強せねば。

2017/04/25

佐島楓

先日亡くなった西部氏のところに興味が持てた。

2018/04/12

keiトモニ

禁煙ファシズム闘争をライフワークとされる著者の思いが所々に鏤められていて納得です。“日本の新聞も禁煙ファシズム一色に…だから私は新聞をとるのをやめたが、新聞の方でも私に何か書かせるとまずいと思っているのか、もう七年近く寄稿依頼がない”…なるほど新聞が禁煙ファシズム一色であることから朝日・毎日・東京は読まず、文春連載「時々砲弾」を愛読されているのか。でもそれら新聞を読まないのは正しい!まあ七年近く寄稿依頼がないのは、書かせるとまずいのではなく単に…。まっ切られ与三Keiの恨み節でぃ!ということで…小谷野殿。

2016/05/17

ふみあき

書名にもなっている「なんとなく、リベラル」とは、憲法9条をはじめリベラルな価値を称揚しながら、人間を門地によって差別する明らかな身分制である天皇制には好意的、肯定的な人種のこと。具体名を挙げると内田樹、島田雅彦、田中優子のような連中で、彼らの欺瞞を叩き切る、みたいな感じ。確かにリベラルは堕落してるのか、令和の代替わりの時、天皇制の存在を積極的に疑問視するような意見は、左派的なメディアでもあまり聞かなかった気がする。リベラルではないが、反米を標榜する江藤淳、西部邁なども丸々1章を使って批判されている。

2022/08/06

モリータ

◆梅田丸善ジュンクで2時間ほど座り読み。◆著名人·一般人問わず「乱暴なものの言い方」が目について嫌になっていたのだが、なぜ口の悪い小谷野敦はいいのかというと、①知識量の裏づけがある(調べるべきことは調べている)、②議論を拒んでいない、③個人や集団に対して品のない罵倒的呼称を使わない、という三点を信頼しているから。③は「なんリベ」はどうなのか、と言いたくなるかもしれないが、「アベ」「ブサヨ」「ハシシタ」のようなセンスのない蔑称を「いつまでも」使い続けるある知的に愚劣な層の下品さとは遠いところにあるだろう。

2016/07/12

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