うちのトコでは5
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47都道府県「県民性あるある」を描いた擬人化コミックが”あるあるすぎる”と話題に!!
『うちのトコでは』(もぐら/飛鳥新社)
自分にとっては当たり前のことでも、引っ越して土地が変わると驚かれたり、逆に驚いたりとカルチャーショックを受けることが多々ある。こういった県民性の違いは、言語や性格、食文化など様々なところに見受けられ、TVや雑誌、アニメなどで日々注目を集めている。そんな県民性の違いを描いた、『うちのトコでは』(もぐら/飛鳥新社)という漫画がある。現在5巻まで刊行されており、累計発行部数は35万部を突破している人気コミックだ。
本書は、都道府県がその土地に合った性格のキャラクターに擬人化され、それぞれがその土地の紹介をしたり、方言でお喋りしたりと個性豊かに描かれているのが特徴。また、キャラクターたちの設定もしっかりとしており、巻頭では全キャラクターの自己紹介もなされている。さらに4巻で人気キャラを決めるべく投票が行われ、5巻ではその結果も発表された。
こういった県民擬人化でまず気になるのは、自身の出身地などゆかりのある地域だろう。筆者の場合、宮崎生まれの神戸育ちで、現在は東京に住んでいる。宮崎の“明るくのんびりゆったり”で“細…
2017/7/22
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うちのトコでは5 / 感想・レビュー
美登利
今巻も相互貸借で。毎回面白いけれど、こんなにネタがあるのって凄いと思います。小さな国、日本。されど東西南北に細長く、隣の県でも大きな違いがあることが本当によく分かる。学生さんには社会科の勉強の手助けになると思いますが、大人が読んでも充分に勉強になります。もちろん、県民全てがこんな性質とは言えないけれどやはり住んでいる場所の気候や食べ物で、人間は大きく影響を受けるものなんだと改めて感じます。読み切りの青い目のお人形の話は梨木さんの小説で知ってました。同じ過ちをしないためにも、知るべきことの1つです。
2019/10/06
金城 雅大(きんじょう まさひろ)
初対面や余り親しくない間柄の方とのコミュニケーションの入り口として、もっと関係を深めたい相手を知るきっかけとして、出身地の話題は鉄板。 故に、このシリーズを読んでおけば、話のネタには困らないし、相手を知るきっかけにもなる。素晴らしい! 転勤族の家庭で育ち、大学も就職後もあちこち行った身としては、確固たる地元があるって羨ましいなと、このシリーズを読んでいていつも思います。
2017/06/27
hydrangea
やはり我が地元の埼玉が気になってしまう。それと静岡もですが。などと言いながら、今住んでいる神奈川での生活はやはり便利です。
2018/03/21
ちはや@灯れ松明の火
話せばわかると言ったって、お隣さんでも時々会話が通じない。それでも使うぜマイ方言。大体『そら悪い』で済んじゃう大分、追い返すは北海道では『ぼったくる』、茨城弁の『小さい』はまさかの放送禁止用語。日本語とってもむずかしい。九州の酒の肴からすみも下戸東海では甘い菓子、餃子はともかく家康公は絶対栃木に譲れぬ静岡、何故かさかさま富山カガバイに石川エッチュウバイ。細かいことは気にすんな。ウチんとこの常識は他県の非常識、それでも貫けマイウェイ。広島はカープを、佐賀は羊羹を、徳島は阿波踊りを、心から好きだと叫ぶのさ。
2017/09/04
こうちゃ
☆4 巻頭にうちトコ人気キャラ投票の結果、巻末には各県とアメリカとのしられざる感動秘話「青い目の人形」を収録のシリーズ第5弾。ひらがなにすると同じなのに、ぜんっぜん意味の違う方言ネタが面白い。「青い目の人形」のエピソードは知らなかったので衝撃を受けた。
2017/07/07
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