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サイモン、船に乗る

サイモン、船に乗る

サイモン、船に乗る

作家
ジャッキー・ドノヴァン
深谷かほる
梶山あゆみ
出版社
飛鳥新社
発売日
2018-04-10
ISBN
9784864105682
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サイモン、船に乗る / 感想・レビュー

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starbro

図書館の新刊コーナーで見つけて読みました。実在したサイモン二等水兵猫の冒険譚、微笑ましく一気読みです。日本では、あまり知られていませんが、猫が主役なので、映像化されると人気が出そうです。昔は船内の鼠対策で猫を乗船させていたようですが、今でもそうなのでしょうか? https://www.youtube.com/watch?v=iq7BMGbThHk

2018/06/09

mocha

香港で拾われた子猫がイギリスの軍艦に乗り、兵士たちと苦難を共にする実話物語。猫の一人称で書かれていて口調の幼さがやや読みづらいけれど、ラストは号泣だった。勇敢な動物として勲章をもらうことよりも、仲間達のそばにいることの方がよほど幸せだったにちがいない。

2020/02/21

ぶち

第二次世界大戦直後に揚子江で起きたイギリス海軍のアメジスト号事件に基づいたフィクション。 実際に乗船していた猫のサイモンと犬のペギーの視点でこの事件を語っています。 猫同士の友情、猫と犬の友情、人間と猫や犬との友情の温かさ、そして紛争の悲惨さもひしひしと伝わってきます。 心優しくちょっぴり臆病なサイモンのユーモアあふれる言動とワクワクの冒険を楽しみながらも、最後の結末は悲しく、なにかやるせないものがあります。 「夜回り猫」の深谷かほる先生が描いた凛々しいサイモンと優しいペギーの表紙の絵も素敵です。

2018/06/25

みゆ

読友さんのレビューで見た表紙、サイモンの凛々しい立ち姿と短パン・ムキムキ水兵さんの群れに一目ボレ♪ でも読んでみるとネコ目線の語り、翻訳モノ、海軍用語とかなり苦戦。しかもネズミを獲れない臆病ネコですと!?動くものに反応し、なぶり殺しにするのがネコの本能やろ~!と突っ込みまくりでした(^-^;

2018/07/29

mntmt

史実に基づいたフィクション。猫のサイモンの視点で語られる。「アメジスト号事件」はあまり知られていないと思う。第二次大戦後にこんなことがあったなんて知らなかった。猫はそこにいてくれるだけで、安らぎを与えてくれるのだな。

2018/10/10

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