ホントはやなこと、マジでやめてみた 誰にもジャマされない「自分の時間」が生まれるドイツ式ルール42
「ホントはやなこと、マジでやめてみた 誰にもジャマされない「自分の時間」が生まれるドイツ式ルール42」のおすすめレビュー
ムカつく友人、ダレ得な付き合いは「万能の決めゼリフ」で華麗にスルー! 本当はやめたかったことと決別して“自分のための時間”を取り戻そう
『ホントはやなこと、マジでやめてみた 誰にもジャマされない「自分の時間」が生まれるドイツ式ルール42』(アレクサンドラ・ラインヴァルト:著、柴田さとみ:訳、瀧波ユカリ:画/飛鳥新社)
キラキラした女子会や街コンに参加するよりも、休日は家で自堕落に過ごしたい。年を重ねるにつれ、そう思うようになってきた。けれど、友人からの誘いを無下にするのはなんだか心が苦しくなるし、未婚のアラサーがこんな休日を求めていていいのかと、見えないプレッシャーも感じる。なんだか上手く自分の時間が楽しめない…。
そんなモヤモヤをスッキリと解消してくれたのが『ホントはやなこと、マジでやめてみた 誰にもジャマされない「自分の時間」が生まれるドイツ式ルール42』(アレクサンドラ・ラインヴァルト:著、柴田さとみ:訳、瀧波ユカリ:画/飛鳥新社)。本書はドイツ発のエッセイ本。イラっとする友人と絶交したことを機に、「何となく受け入れてきたけれど、本心ではやりたくないこと」をどんどんやめていった著者の体験談がコミカルに綴られている。
私たちはつい「理想の自分」になろうと根性論で努力するが、そ…
2020/10/24
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ホントはやなこと、マジでやめてみた 誰にもジャマされない「自分の時間」が生まれるドイツ式ルール42 / 感想・レビュー
R
女性向けのメンタルコントロールの本でした。著者と事例が女性向けなので、おっさんが読んでもピンとこないのだけども、語り口調が軽妙で、さらさらと読める本でありました。色々と面倒くさいことをスパッとやめてみるという行為が、どれほどステキなことかと、ちょっとした薬キメてるみたいになってるのが面白い。人間関係の煩わしい部分というのは、よくよくわかるところで、知人と友人と、仕事仲間というのにどういった態度をとるのか、正解が書いてあるわけではないけどヒントがある。
2021/02/20
T
これは面白かった。痛快、痛快。でも、こんなにぶっちゃけて大丈夫なのか心配になるレベルでぶっちゃけている。人のことを気にしてしまい、いい人を演じてしまう著者は、典型的日本人ではなくドイツ人!ドイツでベストセラーになったぶっちゃけエッセイらしい。「クソどうでもいい!」みたいな暴言が飛び交う面白さ。タイトルからしてArsch、みたいな。この本の価値は日本のクソ現象である空気読み、ママ友、飲みニケーション、無駄な会議、マウンティング、ネトウヨの親戚、宗教と政治の話題のややこしさが世界普遍だと教えてくれることです。
2022/07/10
ヨータン
自分が本当はやりたくないことをスルーできないのって、万国共通なんですね、この作家もドイツ人だし。私も若い頃は、やりたくないことでも人に嫌われないためにやっていました。最近はいろいろなことスルーできるようになって、心が楽になりましたが、まだまだです。誠意を持ってスルーすれば、そんなに面倒くさいことにならないので、スルー道極めていこうと思います。
2022/08/07
Eri
読みやすくて、自分でもやってみたい!と思わせる本でした。 とにかくいろんなことを「スルーして」みるんだけれど、やっぱり簡単にスルー出来ないこともあるわけで、そういう時にどう思ったか、どうしたか、も書いてあるのでとても共感できました。
2021/05/10
親知らずは存在しない
もっと若い頃に読めば目から鱗が何万枚も落ちたかもしれないけど、大体今の自分のマインドと相違ないことしか書いてなかったので新しい発見はなかった。 空気読んで疲弊するよりも、自分のためのスルースキルを身につけていこうぜってかんじの本。
2022/03/25
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