KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

仰臥漫録: 附・早坂暁「子規とその妹、正岡律」

仰臥漫録: 附・早坂暁「子規とその妹、正岡律」

仰臥漫録: 附・早坂暁「子規とその妹、正岡律」

作家
正岡子規
早坂 暁
出版社
幻戯書房
発売日
2017-05-24
ISBN
9784864881227
amazonで購入する

仰臥漫録: 附・早坂暁「子規とその妹、正岡律」 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

niki

寝返りも打てない子規が毎日もりもり食べていることに驚く。 あまりの苦しさに「どうしよう どうしよう」と叫ぶ子規に息が詰まる。 読み切れるか自信がなかったが早坂暁さんの解説のおかげで完読。 子規よりも気になったのは子規の看護をした妹「律」。食事に包帯の交換に下の世話は勿論、子規の視界を考えながら庭も作ったのだろう。 子規が律に対して特に感謝している様子はない。 病人は日々衰弱し毎日包帯を交換する度に絶叫する。治ることはないとわかっている。律は何を支えに子規と向き合うことができたのだろう。

2022/06/25

感想・レビューをもっと見る