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映画の乳首、絵画の腓 AC 2017

映画の乳首、絵画の腓 AC 2017

映画の乳首、絵画の腓 AC 2017

作家
滝本誠
出版社
幻戯書房
発売日
2017-11-14
ISBN
9784864881326
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映画の乳首、絵画の腓 AC 2017 / 感想・レビュー

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hirayama46

はじめての滝本誠。『絢爛たる屍』におけるキレキレの解説が印象的だったので気になっていたのですが、なかなか読む機会がなくてやっと読めました。書誌情報が出なかったのですが読んだのは旧版。カバーの紹介文によると「映画と絵画、それに小説、音楽を相姦させて自分だけの快楽の園を創り出したい」とのことです。なるほど。わたしは映画を本格的に見始めてまだ3年くらいですし、絵画の知識に至ってはゼロに等しいですが、熱量のある文章で楽しかったです。脚注でのキング・クリムゾンやフランク・ザッパへの言及も愛情があって良いですね。

2020/09/21

caniTSUYO

帯文の「若き町山智浩、中原昌也、菊地成孔に衝撃を与えた伝説の評論集…」の文字に食指が動き、購入。 映画内のシークエンスに映り込んだイコンから読み取る作家のテーマや潜在意識、アクロバティックな論理展開は確かに上記で挙げた彼らの文章に影響を与えているのがわかる。また著者の滲み出るエロスやフロアディアンっぷりは菊地成孔が色濃く影響下にあるのだろう。 美術作品について門外漢な私は分からないことが多かったが楽しく読めた。 個人的に好きなニコラスウェンディングレフンについてからのヤバさを記した回は慧眼でした

2021/11/23

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