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アンソロジー そば

アンソロジー そば

アンソロジー そば

作家
池波正太郎
入江相政
色川武大
大河内昭爾
太田愛人
尾辻克彦
川上弘美
川上未映子
川本三郎
神吉拓郎
黒柳徹子
小池昌代
佐多稲子
獅子文六
島田雅彦
東海林さだお
杉浦日向子
立原正秋
立松和平
田中小実昌
タモリ
檀一雄
中島らも
荷宮和子
平松洋子
福原義春
町田康
松浦弥太郎
丸木俊
みなみらんぼう
村松友視
群ようこ
山口瞳
山下洋輔
吉村昭
吉行淳之介
五代 柳亭燕路
渡辺喜恵子
出版社
パルコ
発売日
2014-12-22
ISBN
9784865061079
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アンソロジー そば / 感想・レビュー

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れみ

文筆業に携わる方を中心として様々なジャンルの著名人たちによる蕎麦のお話。このなかでは唯一、黒柳徹子さんの「わんこそば」は昔うちにあった徹子さんの著書で読んだことがあった。他にもいっぱい、こういう可笑しくて可愛らしい徹子さんらしいエピソードが書かれていたような記憶があるなあ。それから檀一雄さんの「わが家の年越しソバ異変」の思わぬハプニングで盛り上がる年越しの様子が面白くて微笑ましい。とにかく蕎麦の話題いっぱいで無性に蕎麦が食べたくなる。表紙のかけ蕎麦の写真だけでももう堪らんです^^;

2016/05/26

紫 綺

池波正太郎をはじめ、タモリや黒柳徹子など多くの著名人が語る「そば」だらけの38篇。食べ方、味、材料、思い入れ、こだわり、歴史など多岐にわたる内容で勉強になる。みなみらんぼう「初めてソバを打つ」が良かった。

2015/03/05

chimako

若い時分は蕎麦独特のあの香りと舌触りが苦手で全く食指は動かずうどんばかりを食べていた。たぶん義母の打つ蕎麦がターニングポイント。義母の蕎麦は言うところの田舎そば。太いも細いも厚いも薄いも有り、色が黒くてごわごわしていた。連休やお彼岸やお盆や舅姑の命日には朝から麦を打つ。義母のが亡くなってしばらく経ってから「もうあの蕎麦をは食べられないのだな」と突然ものすごく寂しくなったのを思い出す。蕎麦打ちを教わっておけば良かった。さて、この本。どこを開いても蕎麦である。写真も魅力的。とにかく表紙のかけ。たまらない。

2016/04/05

ひさか

2014年12月刊。各界の38人、38編のそばにまつわるエッセイ。多彩なお話で、素敵な写真もあり、読んでいるとそばが、もの凄く食べたくなりました。

2015/03/12

あじ

そばに酒、大人の乙な愉しみ方を私はまだ知らない。諸先輩方がそばを啜りながら、酒との付き合いを綴(つづ)る啜(すす)る。私が抱くそばに対する物足りなさは、これだったかと合点した。もう暖簾の前で回れ右はなしだ。そばで酒を飲んでもいいのだ。昼間からコックリトックリ盃を傾けても、咎められない粋な嗜みを身に付けたい。それからだ、そばの旨さを語れるのは。今はまだそばを下手に啜る音に置き換えて弁明したい。そばの味わい方の極意を学びました。

2015/02/09

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