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愛の大売り出し

愛の大売り出し

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作家
美輪明宏
出版社
パルコ
発売日
2018-02-28
ISBN
9784865062564
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美輪明宏が自ら語る激動の歌手人生…幾多の困難を乗り越えて気づいたこと

『愛の大売り出し』(美輪明宏/PARCO出版)

 歌手・美輪明宏が自身の人生を綴った『愛の大売り出し』が、2018年2月28日(水)に発売された。

 16歳でプロ歌手としてデビューし、歌手人生を送ってきた著者・美輪。無償の愛をテーマに歌を作り、今まで幾多の困難を乗り越えて歌い続けた。同書は、美輪の劇的な歌手人生をまとめた一冊。代表曲「ヨイトマケの唄」の誕生秘話も収録され、表紙には公式キャラクターの「ミワちゃま」が登場している。

<同書より> 私には、不思議に思っていることが、ひとつあります。私はこれまで、自分の歌を宣伝したことは一度もありませんし、大宣伝をしてくれるような大プロダクションに所属したこともありません。私はただ、「自分が『本物だ』と思う歌をつくり、お客さまに精いっぱいお出ししよう」と思いながら、歌い続けてきただけなのです。それなのに、不思議なことに、何も宣伝しなくても、私の歌を、お客さまのほうから自然と持ち上げてくださることが、これまで多々、あったのです。「ヨイトマケの唄」は、まさにそんな歌のひとつです。 この世に生まれてきた人は、どんな…

2018/3/17

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愛の大売り出し / 感想・レビュー

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ぶんこ

「ヨイトマケの唄」は、私の母がちょっときついかなと思われる家事をする時によく歌っていました。威勢良く高らかに歌っていたので、こんなに子供を思う母心を表した唄だったとは、大人になってから気付きました。美輪さんの優しさと、毅然とした心意気には感動しました。言葉尻を捉え、薄っぺらい差別用語と批判する人々が哀しい。でも、きちんと捉えてくれる人々もまた多かったのが嬉しい。美輪さんの言葉使いの美しさにも心惹かれました。

2019/02/03

たまきら

子どもの頃アニメ「幻魔大戦」でこの人の声を聞いて以来、なんとなく気になっているものの、著作を読むのは初めて。いやあ、まっすぐで嘘が無くて、気持ちよく読みました。ヨイトマケのSONGSは、多分TVのHDDにあるはず。その時も感動しましたが、ご自身の語りで読むとやっぱりわかりやすくてじ~んとしました。ピアフの人生を熱く語り、恋と愛の違いから愛について語っていく前半が特に良かった。読み終わって「生きるってやっぱいい!」と素直に思える愛に満ちた本です。ぎっちょんちょん(にほんごであそぼでみわサンが言うセリフ)。

2018/03/13

つけ麺部長

知っている話も書いてありましたが、やっぱり良いことが書かれていると思い、一気に読みました。自分にできることを精一杯行う、ですね。

2018/10/21

晴久

自伝的な本だと思っておらず、読むのをやめようかと思ったのですが、結果的に引き込まれて最後まで読みました。気づいたら泣いていた。

2018/05/24

夫婦善財餡 汁粉

ヨイトマケの唄ができたエピソード。 街で知り合った、天涯孤独の苦学中の青年に、再会した美輪さま。再会のとき、青年は現場監督になっていた。 亡くなった青年のお祖父さんのため、立派な人になろうと、つらいアルバイトを重ねながら苦学を続け、偶然の再会時には技術者(監督)として、現場仕事に励んでいた。それを唄にして、あの素晴らしい作品が誕生。他にも放送禁止歌らしいのですが、家族のために苦界に沈んだ女性を題材にした唄などのエピソードが書かれており、泣いてしまいました。

2018/05/09

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