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祈りの現場

祈りの現場

祈りの現場

作家
石井光太
出版社
サンガ
発売日
2015-04-25
ISBN
9784865640038
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祈りの現場 / 感想・レビュー

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こばまり

俗に言う、神も仏もない状況を経験した5人の宗教家へのインタビュー。宗派による傾向などはなく、その人の土性骨次第という印象を持った。少年期に被爆した神父の「なぜではなく、なんのためにと考える」のは私には難しい境地だ。

2019/04/19

百太

読ませる力のある石井光太のドキュメンタリー。他作品「遺体」「津波の墓標」も読んでます。両作品、当初安易に感想書けないと思うほどズシンと感じ入りました。 この『祈りの現場』は、5人の宗教者との対談です。この様な中身の濃い対談をしているから、読者を魅了するドキュメンタリーが出来上がるんだろうなと思います。対一話 東日本大震災、気仙沼市住職さんの話、心に響きました。

2017/03/03

こみっくま@絶好調で一歩前進~♫♪

東日本大震災・釜ヶ崎・刑務所教誨・伊豆大島土砂災害・広島原爆。様々な悲劇と向き合った宗教者達と石井光太氏との対談集。悲しみの現場で宗教者の方々がどれ程身を呈して祈り、それが多くの人々を救ってきたかという事にただ頭が下がる。宗派の教義などを伝えるのが勤めなのは重々承知なのだがそれ以前に純粋に人の心の琴線に触れる大事さを悟った5人の“祈り”は正に宗教者の鑑だろうと思う。特に広島で被爆したカトリック司祭の深堀氏の体験談は興味深い。戦争という愚かな過ちは二度と繰り返してはいけない事をしっかり後世に伝えたいものだ。

2015/06/28

ばりぼー

「神も仏もいない」と思わされるような悲しみの現場にいると、宗教者は多かれ少なかれ自分の宗教心を疑うのが常だ。片山秀光(臨済宗地福寺住職)は、東日本大震災の瓦礫に埋もれた被災地を前に、「人間ていうのは究極的に、本当の土壇場では祈るしかない。祈ることで、安堵が生まれるというか、救いが生まれる。葬式無用論とか墓無用論というのがあるが、とんでもないですよ。あの震災の最中に誰も拝まなくてもいいって人はいませんよ。皆どうしたら供養してあげられるか必死ですから、それに我々宗教者が応えていかなくてはいけないわけです。」

2020/03/10

akinbo511

石井さんが被災地や貧困地域に関わった聖職者5人と対談する形式でインタビューしている。女性の聖職者がいないのはさみしいが、出自から、若いころの思い、今現在の思いまで上手に引き出してくれている。教誨師の方の話を知るのは初めてだったので印象に残った。

2015/06/06

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