川崎はディストピアか、ユートピアか? 日本の縮図でもある街の姿<インタビュー後編>
中学1年生の男子生徒が殺害された事件以降、神奈川県川崎市は『川崎国』と揶揄され、それ以前から南部の臨海工業地帯は「アレな地域」として、スラムツーリズム(貧困地区への観光)のターゲットにされてきた。『ルポ川崎』(磯部涼/サイゾー)は、そんな川…
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以前も書いたが私の祖父母はかつて、神奈川県川崎市南部の桜本というところに住んでいた。 桜本は臨海工業地帯にあって空気が悪く、昭和の頃は工場の塀にペンキで「○日に××を殺す」と書いてあるような場所だった。だから私は訪ねるたびに、「早く帰りたい」…