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HSCの子育てハッピーアドバイス HSC=ひといちばい敏感な子

HSCの子育てハッピーアドバイス HSC=ひといちばい敏感な子

HSCの子育てハッピーアドバイス HSC=ひといちばい敏感な子

作家
明橋大二
太田知子
出版社
1万年堂出版
発売日
2018-06-19
ISBN
9784866260341
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「HSCの子育てハッピーアドバイス HSC=ひといちばい敏感な子」のおすすめレビュー

服のタグがチクチク気になる…、靴下がずれていて気持ち悪い… あなたのHSCエピソードがマンガに!

『HSCの子育てハッピーアドバイス』(明橋大二/1万年堂出版)

 服についているタグが肌に触れチクチクして気になる…、履いた靴下がちょっとずれていて気持ち悪い…、保育園でお昼寝の時間になってもなかなか眠らない…。こんな風にちょっと敏感なお子さんが身の回りにいませんか? 昔はただただ神経質な子どもとして扱われてきましたが、今はHSC(Highly Sensitive Child:ひといちばい敏感な子)という名称が与えられています。HSCは病気や障がいではありません。子どもの5人に1人がこのような敏感な感受性をもっているといわれています。わたしも数十年前は“ひといちばい敏感な子”でした。冒頭にあげた3つの例はすべて保育園時代のわたしです。

 HSCはまだまだ認知度が低く、育てにくいと思われたり病気などを疑われたりしています。そこで、多くの人にHSCを知ってもらうべく、出版されたのが『HSCの子育てハッピーアドバイス』(明橋大二/1万年堂出版)です。本書は、HSCがどんな特性をもった子どもなのか、どういう風に接すればいいのか、どうすればのびのびと成長する…

2018/8/26

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【HSCの育て方(学童期編)】人いちばい敏感な子が感じる外からのストレスとは? 軽減させる方法も公開!

『ひといちばい敏感な子』(エレイン・N・アーロン:著、 明橋大二:翻訳/ 1万年堂出版)

 突然だが「HSC(Highly Sensitive Child=ひといちばい敏感な子)」という言葉を知っているだろうか。子ども全体の15~20%の割合で存在するといわれているが日本での認知度はまだ低い。HSCは、生まれつき人一倍敏感な感覚を持っている。そのためママ友や学校の先生から「他の子と違う」と言われてしまったり、発達障害だと思われてしまったりすることも多い。親自身もどう我が子と向き合っていけばよいのか悩んでしまうこともある。そんな悩みを解決すべく、日本初のHSC解説本『ひといちばい敏感な子』(エレイン・N・アーロン:著、 明橋大二:翻訳/ 1万年堂出版)から全4回に分け、成長段階ごとにできるHSCの我が子への接し方をご紹介している。第3回目の本稿では、小学校時代の子育てについて考えたい。

■小学生時代を健やかに過ごすには?  学校生活が始まるとHSCは、友達関係で強いストレスを感じるようにもなる。HSCはストレスのもとでは、不安症や抑うつ状態になりやす…

2018/7/23

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敏感すぎて生きづらい…5人に1人がHSP。その特徴、発達障害との違い、適職とは? 【診断チェックシート付】

 毎日不安な日々が続く状況の中「さまざまな情報が気になって毎日不安で仕方ない」、普段の生活の中でも「周りの顔色が気になって意見が言えない」「ささいな出来事がずっと気になってつらい」…そんな気疲れしやすさ、生きづらさを感じていませんか? もしかしたらそれ、HSP(Highly Sensitive Person:ひといちばい敏感な人)、子どもであればHSC(Highly Sensitive Child:ひといちばい敏感な子)かも。5人に1人いると言われているHSP/HSCについて、知ってみたらラクになるかもしれません。

 最近、日本でも注目されている「HSP(Highly Sensitive Person)=とても敏感な人」。関連本も多く登場しているのでなんとなく聞いたことがある人もいるだろう。もともとは1996年にアメリカの精神分析医のエレイン・アーロン博士によって提唱された概念だが、音や匂いなどの環境による刺激や人の気持ちなどに人いちばい「敏感」な人のことを指す。病気ではなく生まれ持った気質であり(子どもの場合は特にHSC〈Highly Sens…

2020/5/10

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「私の子育て大丈夫?」育児に悩むのは素晴らしい母親! HSCの子育てで大切なこと【インタビュー後編】

『HSCの子育てハッピーアドバイス』(1万年堂出版)の著者・心療内科医の明橋大二先生は「HSC(=ひといちばい敏感な子)をもっと知ってもらいたい!」と日夜がんばる日本におけるHSC研究の第一人者です。そんなお忙しい先生に、ダ・ヴィンチニュースが突撃取材。HSCをよりよく理解するために知っておきたいあれこれを、特別にお話ししていただきました。

■自己肯定感を高めるために必要な「境界線」

——どんな子育てでもそうですが、特にHSCの子育てのベースは「寄り添う」ことが大事だそうですね。

明橋大二先生(以下明橋):そうですね。すべての子どもにとってそうですが、特にHSCには必要です。今の世の中は「右向け右」みたいな同調圧力が強すぎますから、そんな中で子どもの気持ちを尊重して寄り添い続けていくことは、時に周りから非難されるかもしれない大変な面があります。だから、そういう中での私の役割というのは、お母さんを「肯定」してあげること。お母さんが肯定されるとやっぱり気持ちが落ち着くし、それはやっぱり子どもにもメリットがあるんです。お子さんだけでなく、お母さんの自己肯…

2018/8/6

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HSCの子育てハッピーアドバイス HSC=ひといちばい敏感な子 / 感想・レビュー

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ソルティ

先にQ&Aを読んだが順番はこっちが先。今までの子供No.1の言動にとても当てはまり、私たち親がやってきたことも間違ってなかったし周りから言われたことも全くその通り。もっと早く知ってれば小学校から対応できたが、その時世間はHSCについてまだ知らなかった。でもこれを読んでやっと自信を持ってやっていける。世間がこういう人に対応してくれる日が来るよう祈ります。「ですから、HSCが生きづらい社会は、みんなにとっても、きっと生きづらい社会なのです。それを誰よりも、敏感に感じ取り、教えてくれるのがHSCだと思います。」

2020/10/03

夜間飛行

HSCは《ひといちばい敏感な子》。5人に1人はいるそうだ。彼らは共感力、想像力、直観、思慮などの長所がある反面、疲れやすい。これは「治す」より「伸ばす」ものだと著者はいう。大胆なシマウマと慎重なシマウマがいるおかげで群れが生き延びられる…という喩えがわかりやすかった。ただ、そうはいっても敏感さは世間からマイナス評価されがちだから、親は防波堤になる覚悟も必要だろう。これは見方を変えれば狭い価値観から解放されるチャンスなのだ。視野を広げるという意味では、HSCに限らず色んな育児の苦労を知ることも大事だと思う。

2020/01/29

あっか

HSC=Highly Sensitive Child=人いちばい敏感な子。こ、これわたしのことじゃん!HSCという概念を知らず、子育てハッピーアドバイスシリーズは揃えているため中を見ずに買ったのですが、読んでみてわが子と言うより自分に当てはまり過ぎててびっくりしました。笑(逆に子ども達には当てはまらない…笑)5人に1人なんて結構な確率。パターンも違うから先生は大変だろうなあ…このシリーズは漫画もあり再読しやすいから救われてる。p104が素晴らしすぎて、子育てをがんばっているすべての親御さんに読んでほしい!

2018/07/06

あつこんぐ

友達の娘ちゃんがHSCで一時期不登校になっていて「HSCとはなんぞや?」と思い読んでみました。ん?うちの次女にも当てはまるところがあるかな。次女が赤ちゃんだった頃、少しの物音でも泣く、私以外の人に抱っこされない、環境が変わるとギャン泣き…など神経質な子だなぁと思ってました。長女がいたおかげで保育園も小学校もスムーズに通えたので(保育園では泣くと長女が呼ばれあやしに行っていた)長女には本当に感謝しています。友達は無知な学校の先生に言われた言葉に傷つき子育てに自信をなくしていました。

2020/11/20

みかんめろん

今思えば私もこう言う子だった。毎日くたくただった。イラスト・マンガが多くて分かりやすい本。自己肯定感て何より大事。大人は何かと子供を枠にはめがちだけど気をつけねば。息子が凄く興味深げに読んでた。星3つ★★★

2023/01/19

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