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ミニコミ「英国音楽」とあのころの話 1986-1991 UKインディーやらアノラックやらネオアコやら......の青春

ミニコミ「英国音楽」とあのころの話 1986-1991 UKインディーやらアノラックやらネオアコやら......の青春

ミニコミ「英国音楽」とあのころの話 1986-1991 UKインディーやらアノラックやらネオアコやら......の青春

作家
小出亜佐子
カジヒデキ
仲真史
小山田圭吾
出版社
DU BOOKS
発売日
2019-11-08
ISBN
9784866471082
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ミニコミ「英国音楽」とあのころの話 1986-1991 UKインディーやらアノラックやらネオアコやら......の青春 / 感想・レビュー

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阿部義彦

手書きのミニコミ「英国音楽」全12号の内幕とその人脈の広がりの記録です。私も噂には聞いてましたが、フリッパーズ・ギターの前身、ロリポップソニックの演奏のソノシートを付けて音楽マニアを唸らせた、伝説のファンジンの中身とは?ひたすら情熱だけで突っ走った青春の記録です。ストロベリースイッチブレードの記述にオッ?!となりました。この本の為に小山田圭吾がインタビューに応じてくれてます。

2019/12/14

Happy Like a Honeybee

手作りのパステルズバッジを付けた少年たちこそ、のちにフリッパーズギターと名乗る二人組であった。 中古レコード屋で高額売買されている、伝説のロリポップソニック。 そこに至るまで経緯を当事者目線で語ってくれます。 音楽家本人より、第三者の方が良い記憶を持っているかも。 魑魅魍魎の音楽業界で生き残るには、才能や時勢を読む能力が必要だ。

2020/01/02

Y.Yokota

ある時期まで日本の音楽はほとんど聴かずに、またそうした日本の音楽シーンに影響を与えたものもほとんど聴いたことがなかった自分は、Aztec CameraやOrange Juiceなどの名前を知っているぐらいで他にこの本で紹介されているバンドもほとんど知りませんでした。しかしこのファンジンの創作にかける著者の熱量の凄さに圧倒。何かを書きたいと思いました。Velvet Crushのメンバー(確か)への質問か何かで影響を受けたバンドの中に、アメリカの大好きなバンドThe dB'sが入っていたのが嬉しかったです。

2021/03/02

okachimen

来日していたストロベリースウィッチブレイドのローズが下北沢のZOOに来ていて、ロリポップソニック時代の小沢健二が話しかけて自分のライブで共演する話を取り付けたという話や、小山田圭吾が小沢健二といろいろバッヂを作った話などファンにはたまらないエピソード満載。そして何より、なにかが好きで仲間が増えて盛り上がっていく喜びみたいなものを追体験できるのが最高だった。あとがきで、わたしはあくまでファン。ファンでいられなくなったら自分はなにもできなくなる。という言葉が響いた。なにかを好きな気持ちって本当に尊い。

2019/11/16

ポルポ・ウィズ・バナナ

シーンが生まれていく(そして終わっていく)話は本当に面白い。当時の紙媒体の強さ。◎東京と地方の文化資産の差を感じることは多く、また本著でもそれを感じたがその一方で地方在住のハードコアな人のハードコアさ。どこからどう情報を仕入れていたのだろうか。◎80年代のファンダムの強さ。渋谷系へと変遷するときアーティストとの距離感の差が一番大きいような気がする。そこが80年代と90年代を分かつのではないだろう。デイリーポータルZ大塚幸代さんはいない。webメディアはサイトが消えるとアーカイブも消える。

2021/03/29

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