KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

人生、何を成したかよりどう生きるか

人生、何を成したかよりどう生きるか

人生、何を成したかよりどう生きるか

作家
内村鑑三
解説 佐藤優
出版社
文響社
発売日
2021-02-18
ISBN
9784866513423
amazonで購入する Kindle版を購入する

人生、何を成したかよりどう生きるか / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

壱萬弐仟縁

E図書館。佐藤先生の後半の解説もよくわかる。やはり、ヴーカな時代に、果敢に生きる勇気を喚起してくれる本と思う。文学の力の大きさも、文学部出身なので心強い! 内村先生の弱点は、ジェンダー平等、人種差別、地域偏見、帝国主義肯定という(142ページ)。今こそ再分配! というのもよろしくおねがいします!!

2024/03/21

優希

明治27年に行われた内村鑑三の講演を佐藤優氏が書いたものになります。現代をどう生きるかが分かりました。後半の佐藤氏の話も面白かったです。丁寧に「今を生きる意味」が語られるので、中高生に読んで欲しいと思いました。

2022/09/05

ta_chanko

まず第一に「お金」、次に「事業」、それもなければ「思想」を遺すことが大切。今の時代に足りないのは「Life」、つまり元気が足りない。まるで現代について述べているかのよう。内村は強制されたキリスト教を終生棄てることなく、内面を掘り下げて生涯の信念とした。内村鑑三と佐藤優の主張から、先行きの見えない時代を生き抜くためのヒントが得られた。

2021/07/15

Good Tomorrow

内村鑑三氏の講演『後世への最大遺物(1894年)』について、佐藤優氏による解説。『まずお金をもうけなさい、事業をしなさい、それができなければ教育に携わるか、本を書いて思想を遺しなさい』120年以上前の明治時代と今では、価値観、考え方も当然違う。けれど、今までの当たり前が変わっていく時に、何か自分なりの答えを探すのに読んでみた一冊。今がよければじゃなくて、後々に何をのこしていきたいか、佐藤優さんからの授業という感じの本でした。

2021/05/25

ひめぴょん

内村鑑三の講演とそれに対する解説という二部構成。あまりしっくりとはこなかったですが、生きていくうえでお金、事業、教育、文学が重要というのは納得。内村の講演:「清らかな欲望」を持つ。正しく清らかな目的のためにお金を使う。本を書いたり教育したりして思想を遺せる。今事業をするのではなく、将来もずっと戦い続けたいと思い、その思想を紙に書き遺してこの世を去るのが文学者の大きな志であり、文学者の事業。思ったままを文章にすれば読んでくれる。心に訴えるから。佐藤の解説の部分:やりたいことがなくてもいい。試行錯誤したり、

2021/05/22

感想・レビューをもっと見る